
出張カバンを開けたら、充電器・ケーブル・モバイルバッテリーがぐちゃぐちゃ。必要なときに限って、どれを持ってきたのか分からない……そんな経験、ありませんか?
私は仕事や出張でCIOの充電器を日常的に使っているCIOユーザーです。NovaPort QUADⅡ(100W/65W)やSMARTCOBY TRIO 20000mAh 35Wは、自分で買って使っています。そこに株式会社CIOさんから製品をご提供いただき、これまでに7製品の開封レビューを書きました。
このページは、その7本への入口です。用途別に「どれを選ぶか」をまとめたので、気になる製品は各レビューで詳しく確認してください。
先にお伝えすると、ほとんどが開封編です。充電速度の実測や使い込んだ感想は、検証が終わり次第、それぞれの記事に追記していきます。Polaris CUBE TRAVELだけは、中国出張で実際に使いました。
この記事で解決できる悩み
- CIOの充電器・モバイルバッテリー・ケーブルが多くて、どれを選べばいいのか分からない
- 出張・デスク・車・海外、それぞれの場面でどの製品が合うのか知りたい
- 実際に開封した人の目線で、良い点と気になる点を先に知りたい
【結論】用途で選ぶなら、この7製品
先に結論です。迷ったら、次の早見表から用途に合うものを選んでください。
| 用途 | 製品 | ひとこと | レビュー |
|---|---|---|---|
| ノートPC・iPad・スマホを3台同時に充電 | NovaPort TRIOⅡ 140W 3C | USB-C×3。単ポート最大140W、3台同時でも合計最大127W | 開封レビュー |
| ノートPC+iPadの2台を、軽く持ち運びたい | NovaPort DUOⅡ 120W 2C | USB-C×2。2ポート合計120W。TRIOⅡより小さく軽い | 開封レビュー |
| 容量で選ぶモバイルバッテリー | SMARTCOBY TRIO 35W SS | 20000mAh。前モデルとほぼ同じサイズ・出力で、セルがCIO表記の「半固体系」 | 開封レビュー |
| 薄さとケーブルいらずで選ぶ | SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K | 10000mAh・厚さ約14mm。Qi2.2で最大25Wのワイヤレス充電 | 開封レビュー |
| 車でワイヤレス充電したい(熱が気になる) | NovaWave Car Mount Built in Fan | Qi2.2対応・最大25W・冷却ファン内蔵。家でもスタンドとして使える2way | 開封レビュー |
| ケーブルの散らかりを減らしたい | スパイラルシリコンケーブル クリアカラー CtoC 1m | 柔らかいのに丸めるとまとまる。240W対応 | 開封レビュー |
| 海外出張の電源まわりをまとめたい | Polaris CUBE TRAVEL Built in CORD REEL | 4種類のプラグ・USB-C×2・USB-A×1・AC差込口・巻き取りケーブルを1台に。日本国内では使えません | 中国出張レビュー |
ノートPC・iPad・スマホを同時に充電したい:NovaPort TRIOⅡ 140WとDUOⅡ 120W
出張先で、ノートPC・iPad・スマホを1台の充電器にまとめて挿すと、65Wクラスでは出力が分散して低速になりがちでした。ここが、私がCIOの充電器を見直したきっかけです。
3台同時なら、NovaPort TRIOⅡ 140W 3C。USB-C×3で、単ポート最大140W、3台同時でも合計最大127Wという設計です(公式の電力配分表を読み解いた内容です)。
2台で足りるなら、NovaPort DUOⅡ 120W 2C。USB-C×2で合計120W、2台同時でも「90W+30W」か「60W+60W」の配分になります。ケーブルは付属しません。TRIOⅡより小さく軽いので、持ち運ぶならこの差が効きます。
選び方はシンプルです。3台目まで同時につなぐ可能性があるならTRIOⅡ、2台で足りて荷物を軽くしたいならDUOⅡ、という選択肢があります。
NovaPort TRIOⅡ 140Wのここが良い・ここは注意
- 3台同時でも、ノートPCの枠が67Wまたは45W確保されます(65W級の3ポート機は最大30Wでした)
- 単ポートで最大140W(PD3.1 EPR)。140W入力に対応したノートPCにも、1台で給電できます
- 全ポートがUSB-Cなので、どのポートに挿しても大丈夫です
ここは注意:ケーブルは付属しません。140Wを使うなら、ケーブルも140W以上に対応したものが必要です。公称約235gで、65W級よりも大きく重く、USB-Aポートもありません。
NovaPort DUOⅡ 120Wのここが良い・ここは注意
- 2台同時でも「90W+30W」「60W+60W」の配分で、2台目をつないだときの落ち込みが小さい設計です
- 約61×50×32mm・約204gで、TRIOⅡより縦横がひと回り小さく、31g軽いです
- 折りたたみ式プラグとシボ加工で、バッグの中でも扱いやすい作りです
ここは注意:ケーブルは別売で、100Wで使うなら100W以上に対応したケーブルが必要です。USB-Aはなく、同時に挿せるのは2台までです。65Wクラスの2ポート機(約104g)と比べると、重さは約2倍になります。
持ち歩くモバイルバッテリー:容量のSMARTCOBY TRIO 35W SS、薄さのSLIMⅡ Wireless2.2
SMARTCOBY TRIO 35W SSは、前モデルのSMARTCOBY TRIO 20000mAh 35Wとほぼ同じサイズ・同じポート構成・同じ出力のまま、バッテリーセルをCIOの言う「半固体系」に変えたモデルです。「半固体」の中身は、メーカー表記の範囲で受け止めて書いています。
SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10Kは、10000mAhで厚さ約14mm。iPhoneの背面に貼ったまま持ち歩けて、Qi2.2で最大25Wのワイヤレス充電に対応します。スベスベした質感なのに、触っても指紋がつきにくいのが意外でした。
使い分けは、「電源が足りない問題」を容量で解決したいならTRIO 35W SS、「ケーブルを持ち歩きたくない日」にはSLIMⅡ、という整理です。
SMARTCOBY TRIO 35W SSのここが良い・ここは注意
- 前モデルと同じ使い勝手(ポート・出力・サイズがほぼ同じ)のまま、セルの安心材料が増えています
- USB-C×2とUSB-A×1の3ポートで、家族の端末をまとめて充電できます
- USB-C単独なら最大35Wで、ノートPCのつなぎ充電にも使えます
ここは注意:複数ポートを同時に使うと合計30Wになり、ノートPCとスマホの同時急速充電には向きません。本体の充電には約180分かかります。前モデルより価格が高めで、その差額は「半固体系セル」への対価です。
SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10Kのここが良い・ここは注意
- スベスベした外装なのに、指紋がつきにくい質感です
- 10000mAhで約14mmの薄さなので、iPhoneに貼ったまま片手で持てます
- Qi2.2で最大25Wのワイヤレス充電に加えて、有線30Wも使える二刀流です
ここは注意:ワイヤレスと有線を同時に使うと、合計10W(5W+5W)になります。USB-C出力は12Vまでで、ノートPCの充電は想定外です。約200gあるので、貼るとそれなりにずっしり来ます。
車で使う:冷却ファン内蔵のNovaWave Car Mount
真夏の車内で、スマホをナビ代わりにしながらワイヤレス充電していたら、いつの間にか本体が熱くなって充電が止まっていた。そんな経験はありませんか?
NovaWave Car Mount Built in Fanは、冷却ファンを内蔵したQi2.2(最大25W)のマグネット式車載充電器です。充電部を外せば、家でもスタンドとして使える2way設計です。ランクルプラド150のエアコン吹き出し口に付けて、取り付けの簡単さを確かめました。
ただし、「ファンが付いているから夏でも絶対に止まらない」とまでは、まだ言えません。夏日の発熱やファン音、未舗装路での保持力は、検証してから追記します。
- クリップを吹き出し口に差し込むだけで、両面テープや吸盤の跡を気にしなくていい取り付けです
- 充電部を外せば、家でもスタンドとして使えます
- 冷却ファンに加えて、温度の自動コントロール(Nova Safety 2.0)も搭載しています
ここは注意:シガーソケット用のUSB-C充電器(PD30W以上)は、別に用意が必要です。本体の価格だけでなく、充電器代を含めた総額で比べてください。
海外出張で使う:Polaris CUBE TRAVEL Built in CORD REEL
Polaris CUBE TRAVEL Built in CORD REELは、4種類のプラグ・USB-C×2とUSB-A×1・AC差込口・巻き取り式のUSB-Cケーブルを1台にまとめた、オールインワンの旅行用アダプターです。中国出張に持っていって、実際に使いました。
「これ1つで世界のコンセントに対応できる安心感」は本物でした。一方で、プラグの選び方を間違えると本体が壁から浮くこと、荷物を減らしたい出張には少し大きいことも、使ってみて分かりました。
そして大事な注意点です。この製品は外国向けの製品で、日本国内では使えません。本体の側面にも「外国向け製品・日本国内使用不可」と印字されています。家と出張先を1台で兼用したい方は、ここを押さえておいてください。
- EU・USA/AUS・UKの4種類のプラグで、メーカーによれば200以上の国と地域に対応します
- USB-Cケーブル(約65.6cm)を内蔵していて、ケーブルを1本減らせます
- ヒューズと予備ヒューズが本体に入っているので、海外で電源トラブルが起きても対処できます
ここは注意:EUプラグを使うと、本体が壁から浮くことがありました(中国のホテルで確認。USA/AUSプラグに切り替えると密着しました)。公称約82.8×50.9×54.3mm・約253gで、荷物を減らしたい出張には大きく感じます。
ケーブルの散らかりを減らす:スパイラルシリコンケーブル クリアカラー
スパイラルシリコンケーブル クリアカラー CtoC 1mは、正直「地味な脇役」だと思っていました。ところが触った瞬間、印象が変わりました。固い形状記憶ではなく、柔らかいのに丸めるときれいにまとまります。車のコンソール、出張カバン、デスクの上と、場所を選ばずに散らかりを減らしてくれそうです。
- くたっと柔らかく、端末を引っ張りにくいケーブルです
- 結束バンドを使わなくても、丸めれば束になります
- 240W対応なので、今回のCIO製品のどれと組み合わせても出力面で余裕があります
ここは注意:データ転送は最大480Mbpsなので、充電用と割り切る必要があります。クリアカラーは1mのみ(2026年10月時点)で、離れた場所まで届かせたいときは短く感じるかもしれません。
ここは注意:買う前に知っておきたい3つ
- ほとんどが開封編です。充電速度の実測や、夏の車内での発熱などは、検証してから各記事に追記します。
- Polaris CUBE TRAVELは日本国内では使えません。海外出張専用として考えてください。
- 価格や在庫は変わります。購入前に、各商品ページで最新の情報を確認してください。
結局どれを選ぶ?条件別おすすめ
- 出張でPC・iPad・スマホを全部つなぐ人:TRIOⅡ 140W
- 荷物を軽くしたい、2台で足りる人:DUOⅡ 120W
- キャンプや車中泊、家族のスマホまで面倒を見る人:SMARTCOBY TRIO 35W SS
- ケーブルを持ち歩きたくない人:SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2
- 車でMagSafe系の充電をしたい人:NovaWave Car Mount
- 海外出張が多い人:Polaris CUBE TRAVEL(国内では使えません)
- 散らかったケーブルをまとめたい人:スパイラルシリコンケーブル
こんな人には、おすすめしません
- スマホとイヤホンくらいしか充電しない人:TRIOⅡ 140Wはオーバースペックです。65W級の充電器で足りるので、身軽に出かける日はそちらをおすすめします
- 3台以上を同時に充電したい人:DUOⅡ 120Wは2台までです。3台目まで同時なら、TRIOⅡ 140Wを選んでください
- ノートPCまで1台でまかないたい人:SLIMⅡ Wireless2.2はUSB-C出力が12Vまでで、ノートPCの充電は想定外です。ノートPCにはTRIO 35W SSかTRIOⅡが向いています
- データ転送や映像出力にも使いたい人:スパイラルシリコンケーブルの転送速度は最大480Mbpsで、充電用と割り切る必要があります
- 日本国内でも同じ充電器を使いたい人:Polaris CUBE TRAVELは国内では使えません。自宅用とは別に、海外用として持つ前提の製品です
なお、TRIOⅡとDUOⅡはどちらもケーブルが付属しません。高出力で使うなら、充電器と一緒にケーブルも揃えておくと安心です。240W対応のスパイラルシリコンケーブルなら、今回のCIO製品のどれと組み合わせても、出力面で余裕があります。
よくある質問(FAQ)
Q. NovaPort TRIOⅡとDUOⅡは、どちらを選べばいいですか?
A. ノートPC・iPad・スマホのように3台目まで同時につなぐ可能性があるなら、TRIOⅡ 140Wが向いています。2台で足りて、持ち運びを軽くしたいなら、DUOⅡ 120Wという選択肢があります。
Q. SMARTCOBY TRIO 35W SSとSLIMⅡ Wireless2.2は、どちらがいいですか?
A. 容量を優先するならTRIO 35W SS(20000mAh)、薄さとケーブルいらずを優先するならSLIMⅡ Wireless2.2(10000mAh・厚さ約14mm)です。
Q. Polaris CUBE TRAVELは日本で使えますか?
A. 使えません。外国向けの製品で、本体にも「日本国内使用不可」と印字されています。海外出張や海外旅行で使ってください。
Q. NovaWave Car Mountのファンがあれば、夏でも充電が止まりませんか?
A. まだ断言できません。夏日の車内での検証は、これからです。結果は記事に追記します。
まとめ:用途で選べば、CIOの7製品はぐっと選びやすくなります
出張・デスク・車・海外と、場面ごとに合う製品は違います。まずは早見表で用途に合うものを選び、気になったらレビューで細部を確認してみてください。実測の追記や新しい製品のレビューが増えたら、このページも更新します。参考になれば幸いです。






