
ランクルFJの納車前後、見積書を見ながら「ドラレコって、最初から付いてるんだっけ?」と手が止まったことはありませんか?
450万円級の新型だから純正で揃えるべきか、社外で安く済ませるか。しかもFJは発売されて間もなく、車種別の情報がまだ少ない。検索しても出てくるのは施工事例ばかりで、「結局どれを選べばいいの?」には答えてくれません。
私はプラド150にユピテルのY-3000を4年付けてきた、ランクルFJへの乗り換えを検討している側の人間です。FJは未所有なので、FJに取り付けた体験談は書けません。その代わり、トヨタ公式ページとメーカー公式、公開されている施工記録を集めて、判断の軸だけを整理することにしました。
この記事で解決できる悩み
- ランクルFJのドラレコが標準装備なのか知りたい
- 純正オプションの価格と、社外品との違いを知りたい
- ミラー型と通常型、前後2カメラのどれを選ぶか迷っている
- 取付や駐車監視で、先に確認しておくことを知りたい
【結論】FJのドラレコは標準装備ではない|選び方は3択+「どこまで自分でやるか」
結論から言うと、ランクルFJのドラレコは標準装備ではありません。toyota.jpのFJ用品ページにドラレコ3種が「用品」として載っており、トヨタ公式の装備一覧表(2026年6月版)の凡例でも「前後方ドライブレコーダー」は販売店装着オプションの扱いです。
ただし、メーカーオプション(工場装着)にドラレコがあるかどうかは、私は一次情報で確認できていません。ここは断言を避けます。手元の見積書や注文書で、ドラレコが入っているかを販売店に確認するのがいちばん確実です。
選び方は、大きく次の3択になります。
| 選択肢 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| ① 純正(トヨタ用品) | 保証や窓口を一本化したい人 | 価格は2万円台〜7万円台と幅がある。取付制限あり |
| ② 社外のミラー型 | 後方視界を重視したい人 | 純正ミラー内蔵機能が使えなくなる場合がある |
| ③ 社外の前後2カメラ(通常型) | 画質とコスパを重視したい人 | 取付と配線は自分かショップで手配する |
まず試してみたい方は、通常型の前後2カメラが入口になります。たとえばコムテックのZDR065は、前方がWQHD(2560×1440)、後方がフルHDの前後2カメラです。FJへの適合は、必ず商品ページで確認してください。
純正(トヨタ用品)のドラレコ3種と電子インナーミラー型|価格と向き不向き
まず純正から整理します。toyota.jpのFJ用品ページ(2026年11月2日取得)に載っているのは次の通りです。価格は税込です。
| 品名 | 内容 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| DRT-H68A | カメラ数の記載なし(前後かどうかは確認できませんでした) | 21,450円 |
| TZ-DR210 | 前後2カメラ | 44,220円 |
| TZ-DR500 | 前・後・室内の3カメラ | 49,830円 |
| TZ-D203MW | 電子インナーミラー型(前後方カメラ) | 68,750円(駐車監視付は74,731円) |
保証はいずれも3年とされています。DRT-H68Aだけはカメラ数の記載が見当たらないので、前後2カメラを探している方は、販売店で「前後か」を必ず確認してください。
純正のメリットは、一般論として次の3点です。
- 保証や相談窓口を、車両と一緒に扱いやすい
- 取付位置が車種ごとに決められている
- 納車時に付けてもらえば、自分で作業する手間がない
一方、用品ページには注意書きがあります。取付位置は車種によって異なり、車検ステッカーなどの貼付物や他のオプション装着によっては取付できない場合があるとのこと。価格も販売店ごとに設定され、予告なく変更される可能性があります。購入前は、販売店に見積もりを取るのが前提です。
純正オプション全体の価格感はランクルFJのメーカー・ディーラーオプション解説でまとめているので、この記事ではドラレコの判断軸に絞ります。装備一覧表の読み方は、ランクルFJのETC2.0は標準装備?も参考になります。
ミラー型 vs 通常のフロントガラス型|FJは「後ろが見えにくい」という声がある
ここがFJならではの論点です。
公開されている施工記録やQ&Aでは、「FJは後方視界が限られるので、デジタルインナーミラーが必要」という声が見つかります。ただし、これは個人の投稿ベースで、定量的な評価ではありません。実際の見え方は、荷物の積み方や後席の乗員、座る位置で変わります。「FJの後方は見えにくい」と断定はできないので、あくまでそういう声があるという紹介にとどめます。
ここで、ミラー型と通常型の違いを整理しておきます。
| 項目 | ミラー型 | 通常型(フロントガラス取付) |
|---|---|---|
| 後方映像 | ミラー面に表示される | 録画のみ(視界は純正ミラーのまま) |
| 荷物・後席で後ろが遮られたとき | 映像で見える | 純正ミラーでは見えにくい |
| 価格 | 高め | 比較的抑えやすい |
| 純正ミラーの内蔵機能 | 使えなくなる場合がある | 残る |
| 交換のしやすさ | 車種専用の取付キットが必要な場合がある | 付け替えが比較的簡単 |
注意点を1つ。ある施工記録では、ミラー型の映像にハイマウントストップランプの映り込みが出る旨が書かれていました。1例なので全てのFJで起きるとは言えませんが、気になる方は購入前に口コミを見ておくと安心です。
私の経験で言うと、プラド150で付けているY-3000は通常型です。フロント1に加えて、リアはデュアルの合計3カメラ構成で、全カメラ200万画素、前後ともSTARVIS、対角162°、保証3年。リアカメラはSTREET Mr.PLUS マルチステー DR-16で固定しています(詳しくはY-3000のレビュー記事にまとめています)。4年付けてきて、前後を録画できる安心感は手放したくないというのが正直な感覚です。ただし、ミラー型は未所有なので、通常型とミラー型を使い比べた感想は書けません。
Y-3000がFJに付くかどうかは、私は確認していません。以下のカードはあくまでプラドでの実体験を紹介するためのものです。FJへの適合は商品ページで確認してください。
前後2カメラは必要?|録画の目的で考える
もう1つ、よく迷うのが「前だけで足りるのでは?」という点です。
ドラレコの役目は、何かあったときの記録を残すことです。前方だけでは、後ろから来る車の状況が映りません。プラド150でフロント1+リアデュアルを4年使ってきた私は、後方も残る安心感を優先したい派です。ただし、これは個人の好みの話で、「後方も必須」と言い切るものではありません。
目安として、次のように考えると整理しやすくなります。
- 日常の街乗りが中心で、とにかく費用を抑えたい人は、前方のみも選択肢
- 家族を乗せる機会が多く、後方の記録も残したい人は、前後2カメラが候補
- 後方視界の補助も欲しい人は、ミラー型が候補
FJでの実際の見え方は、私は未所有のため確かめていません。展示車や試乗車で後方を確認してから決めるのが確実です。
後付け候補を比較|前後2カメラ(通常型)とミラー型
ここからは後付けの候補です。250向けの細かい機種比較は、ランクル250ドラレコ比較にまとめています。車種が違うので、この記事ではFJで候補にする理由の軸だけを整理します。
| 機種 | タイプ | FJで候補にする理由 | 駐車監視 |
|---|---|---|---|
| コムテック ZDR-880M | ミラー型 | 前後200万画素・10.66型・GPS・64GB付属・保証3年。2026年4月10日発売 | 別売のCDOP-01Pが必要 |
| コムテック ZDR065 | 通常型・前後2カメラ | 前方WQHD・後方フルHD・GPS・32GB付属・保証3年 | 別売のHDROP-14が必要(最長24時間) |
| ユピテル WDT04K | 通常型・前後2カメラ | 前方4K・後方2K。標準で駐車監視に対応(Amazon商品タイトル) | 標準装備 |
| アルパイン DVR-DM1000A2系 | ミラー型 | FJ専用の取付キットあり(次の章で解説) | 機種による |
価格は変動するので、幅で紹介します。ZDR-880Mは3万円台後半(2026年9月ごろの価格情報)、ZDR065は3万円台前半からです。WDT04Kは、Amazonで2026年10月17日に確認した時点で20,800円でした。このモデルは過去に価格が大きく動いたので、購入前に必ず最新価格を確認してください。
また、PORMIDOのPRD8XCというミラー型の施工事例(楽天掲載時点で62,880円)もあります。ここでは参考にとどめます。
ミラー型の本命として、ZDR-880Mを選ぶ理由は「後方視界を映像で補える」点です。FJに合うかは、商品ページで確認してください。ミラー型は車種ごとに取付キットが必要になる場合があるので、ランクルFJで使えるかを購入前に必ず確認しましょう。
前後2カメラで価格を抑えたい方には、WDT04Kが候補になります。駐車監視が標準で付いているのは、他の機種にない特徴です。ただし、これも私は未所有で、FJの取付可否は商品ページ側の記載を確認するしかありません。
アルパインのFJ専用ミラー取付キット|「12型は干渉・10型推奨」
FJでミラー型を考えるなら、見落としてはいけない情報があります。アルパインが2026年7月16日に発表した、FJ専用のミラー取付キット(KTX-M01-FJ-J240)です。
公開されている発表内容(carview、motor-fan)によると、概要は次の通りです。
- 価格は4,180円(税込・取付費別・本体別売)
- 2026年8月下旬発売、FJ(2026年5月以降の車両)が対象
- 純正ミラーのアームごと交換する方式
- リアカメラの型紙が付属し、FJのグリルが起動画面に表示される
- 対応本体はDVR-DM1200A2・DM1000A2系、DM1246A・DM1046A系
最も大事なのは、12型はサンバイザーに干渉するため、10型が推奨とされている点です。ミラー型は大きい画面ほど見やすそうに思えますが、FJでは10型を選ぶのが、アルパインの発表内容(報道ベース)にある指針です。
もう1つ、発表資料には、純正ミラー交換型は純正ミラーの内蔵機能が使えなくなる場合があるという注意書きもあります。純正ミラーに付いている機能をよく使う方は、事前に販売店で確認してください。
なお、私はこの情報をアルパインの公式PDFではなく、報道各社の転載で確認しています。発売後に価格や対応本体が変わる可能性があるので、購入前にアルパイン公式で最新情報を確認してください(2026年11月2日時点の情報です)。
Amazonの商品ページでは、12型のDVR-DM1200A2-ICが目立ちますが、FJでは12型は干渉する可能性があります。10型を探す場合は、車種名を入れて検索するのが近道です。
アルパインの10型ミラー型を探す
FJは12型がサンバイザーに干渉するとされているため、10型(DVR-DM1000A2系)を車種名つきで検索します。
Amazonで確認する(アルパイン DVR-DM1000A2 ランクルFJ)
✓ 取付キットの対応本体は購入前に必ず確認
取付(自分かショップか)と電源|FJで先に確認すること
取付は、自分でやるかショップに頼むかで迷うポイントです。
公開されている施工記録では、ZDR-880Mの事例が「オプションカプラーから電源を取り、リアの配線はAピラーとBピラー経由」という内容でした。PORMIDO PRD8XCの事例では、ヒューズ電源を使い、リアゲートの蛇腹内に配線を通しています。内張りのクリップが外れやすいという注意も書かれていました。
ここで注意したいのは、FJ固有の電源の取り出し位置やヒューズ番号を、私は確認できていない点です。ある施工記録では、特定のオプションカプラーを使う記述がありますが、単一ブログの情報で未検証です。この記事では型式を断定しません。
一般論として、自分で取り付ける場合に気をつけたいのは次の3点です。
- 電源の取り方(ヒューズ電源かオプションカプラーか)を事前に確認する
- 内張りは外れやすいので、専用の剥がし工具を用意する
- リアカメラの配線は、ゲートの可動部で断線しないルートを選ぶ
自分で作業する場合の補助として、内張り剥がしの汎用工具は用意しておくと安心です。FJの内張りに適合するかは未検証なので、あくまで汎用品として紹介します。
ショップに頼む場合の工賃は、Q&Aサイトの声では「3万円〜10万円まで幅がある」程度の情報しか見つかりませんでした。機種や配線の難しさで大きく変わるので、店頭での見積もりが前提です。
Aピラー周りの配線はランクルのAピラー配線のやり方で解説しています。FJの電源計画全体はランクルFJのサブバッテリーと車中泊の電源計画も参考になります。
なお、300での取付レビューとしてコムテックZDR-045のランクル300取付レビューがあります。別車種の事例なので、FJの配線とは違う可能性があります。工程の雰囲気をつかむ参考にとどめてください。
駐車監視を付けたい場合
駐車監視は、機種によっては別売の配線コードや電源ユニットが必要です。ZDR065ならHDROP-14、ZDR-880MならCDOP-01Pが公式の指定です。追加部品の分だけ費用が増えます。
そして、駐車監視はバッテリーに負荷がかかります。バッテリー上がりのリスクは、ランクルの駐車監視ドラレコ比較と駐車監視モードとバッテリーの関係で詳しく解説しています。駐車監視を重視するなら、先にこの2本を読んでから機種を決めるのがおすすめです。
購入前チェックリスト|注文書・販売店・商品ページで確かめる6点
機種を決める前に、次の6点を順に確認しておくと、買い直しのリスクを減らせます。
- 注文書・見積書:ドラレコが含まれているか(工場装着の有無は私は確認できていません)
- 取付制限:車検ステッカーなどの貼付物や他のオプションで、取付位置に制約が出ないか
- FJへの適合:商品ページと取付キットの対応本体を、「ランクルFJ」の記載で照合する
- サイズ:ミラー型は10型か12型か。12型はサンバイザー干渉の注意がある
- 駐車監視の要否:必要なら別売の配線コードや電源ユニットを予算に含める
- 価格の取得日:価格は日々動くので、購入当日に最新を確認する
特に3と4は、後から気づくと取り返しがつきにくい項目です。納車前の今のうちに、販売店へ聞いておきたいところです。
予算別おすすめの選び分け|純正で安心/社外ミラー型/社外前後2カメラ
ここまでの情報を、条件別に整理します。
| 重視すること | おすすめの方向 | 理由 |
|---|---|---|
| 保証と窓口の一本化 | 純正(TZ-DR210など) | 車両と一緒に相談できる。取付制限は要確認 |
| 後方視界 | ミラー型(純正TZ-D203MWか社外) | 映像で後ろを補える。10型・12型の干渉に注意 |
| 画質とコスパ | 社外の前後2カメラ(ZDR065など) | 純正より価格を抑えやすい |
| 駐車監視 | 標準対応の機種か、配線コード追加が前提 | 追加部品の費用を忘れない |
おすすめしない人もはっきり書いておきます。
- FJの後方視界を実車で確かめていない人が、いきなりミラー型を選ぶのはおすすめしません。まず展示車や試乗車で、後ろの見え方を確認してからでも遅くありません
- 取付や配線に不安がある人が、駐車監視まで自分で作業するのはおすすめしません。ショップでの見積もりを取りましょう
- FJへの適合を確認せずに、他車種向けの商品を買うのもおすすめしません
駐車監視まで一式揃えたい方には、ミラー型の旧世代ですが、ZDR048と駐車監視用のCDOP-01Pのセットもあります。ZDR-880Mが発売されているので旧機種扱いですが、「セットで揃えたい」という方向けの選択肢です。FJへの適合は商品ページで確認してください。
車種名つきで広く探したい場合は、こちらの検索も使えます。
ミラー型ドラレコを車種名つきで探す
「ランクルFJ」と入れて検索すると、FJ向けと記載された商品を探しやすくなります。
✓ 適合は商品ページで「ランクルFJ」と照合
よくある質問(FAQ)
Q1. ランクルFJにドラレコは標準で付いていますか?
標準装備ではなく、販売店装着オプションの扱いです。toyota.jpの用品ページと装備一覧表の凡例で確認できます。工場装着のメーカーオプションについては確認できていないので、注文書で販売店に確認してください。
Q2. 純正と社外、どちらが良いですか?
保証と窓口の一本化を重視するなら純正、画質やコスパを重視するなら社外が候補になります。純正は取付制限がある場合もあるので、販売店での確認が前提です。
Q3. 駐車監視はできますか?
機種によっては可能ですが、別売の配線コードなどが必要な場合が多いです。ZDR065はHDROP-14、ZDR-880MはCDOP-01Pが指定です。バッテリー上がりに注意が必要なので、前述の2記事も参考にしてください。
Q4. SDカードはどのくらいの容量が付属しますか?
ZDR065は32GB、ZDR-880Mは64GBが付属すると公式に記載されています。SDカードは消耗品なので、定期的なフォーマットや交換が推奨されます。詳細はメーカーの取扱説明書を確認してください。
駐車監視用の電源ユニットは、機種ごとに指定があります。ZDR065を選ぶ場合は、次のHDROP-14が公式の指定品です。
まとめ|まず「注文書の確認」→「後方視界を見る」→「適合を照合」の順で
最後に、この記事のポイントを整理します。
- ランクルFJのドラレコは標準装備ではなく、販売店装着オプション。メーカーオプションの有無は注文書で確認
- 純正は2万円台〜7万円台と幅があり、取付制限もある
- 「FJは後ろが見えにくい」という声があるので、ミラー型も有力な候補。ただし実車で後方の見え方を確かめてから
- アルパインのミラー型は、12型がサンバイザーに干渉するとされ、10型が推奨
- 駐車監視は別売部品とバッテリー負荷が前提。電源計画は先に考える
納車後に優先して揃えたいアイテムの全体像は、ランクルFJ納車後にやること10選で整理しています。FJの乗り味や視界の話はランクルFJの試乗レビュー(250との比較)も参考になります。一般的なドラレコの選び方はドラレコ2026年おすすめが補足になります。
私も、プラドのY-3000を4年使ってきたので、FJでも前後を録画する構成は外せないと思っています。ただし機種選びは、FJへの適合確認が最優先です。通常型の別候補として、コムテックのZDR-550Dもあります。64GBのSDカードが付属します。
参考になれば幸いです。







