
出張先のホテルで、ノートPCとiPadを1つの充電器に挿して寝たのに、朝起きたらどちらも満タンになっていなかった……そんな経験はありませんか?
私は仕事や出張でCIOの充電器を日常的に使っていますが、手持ちの65Wクラスの充電器でノートPC・スマホ・iPadを同時につなぐと、出力が分散して充電に時間がかかるのが地味なストレスでした。自宅でもタブレットを何台か同時に充電すると、やはり時間がかかります。
そこで今回開封したのが、CIO NovaPort DUOⅡ 120W 2Cです。USB-Cは2ポートだけ。それなのに合計120W。単ポートなら最大100W、2台同時でも「90W+30W」か「60W+60W」という配分で、ノートPCとタブレットの両方に"ちゃんとした枠"が残る設計になっています。
「ポートは2つで十分。その代わり、2台とも速く充電したい」という人には、ちょうどいい選択肢があります。
今回、株式会社CIOさんから製品をご提供いただきました。私はもともとNovaPort QUADⅡ(100W/65W)やSMARTCOBY TRIO 20000mAh 35Wを自分で買い、仕事や出張で日常的に使っているCIOユーザーです。その目線で、良いところも気になるところも、実際に触って感じたままお伝えします。
今回は開封編です。USBチェッカーでの実測や使い込んだ感想は、検証が終わり次第この記事に追記していきます。
この記事で解決できる悩み
- 2ポートで120Wって、65Wクラスの2ポート充電器と何が違うの?
- ノートPCとiPadを同時に充電したとき、それぞれ何Wまで出る設計なの?
- 3ポートのNovaPort TRIOⅡ 140Wとどっちを選べばいい?大きさ・重さはどれくらい違う?
- 箱の中身や本体の作り(プラグ・質感・定格表示)を買う前に見ておきたい
【結論】2台同時で十分なら、DUOⅡは"持ち運べる120W"として一番バランスがいい
先に結論です。
- 同時に充電するのが2台まで(ノートPC+iPad、ノートPC+スマホ、ノートPC2台など)なら、DUOⅡがちょうどいい
- 2台同時でも公式の配分は 90W+30W/60W+60W(合計120W)。65Wクラスの2ポート機(CIOの同シリーズだと45W+20W/30W+30W)と比べて、2台目をつないだときの"落ち込み"が小さいのが最大の価値
- 3台以上を常に同時充電する、デスクに据え置いて家族の端末をまとめる、という使い方なら3ポートのNovaPort TRIOⅡ 140W 3C
- 箱の表記では、DUOⅡは約61×50×32mm・約204g、TRIOⅡは約65×58×32mm・約235g。厚みは同じで、縦横がひと回り小さく、31g軽い
価格はAmazonで¥9,980(2026年10月4日時点・税込)。Amazonプライム感謝祭は先行セールが2026年10月13日(火)から、本番が10月16日(金)0時〜10月19日(月)23時59分です。セール対象かどうか・当日の価格は、Amazonの商品ページでご確認ください。
Amazonプライム感謝祭は10月16日(金)から。先行セールは10月13日(火)スタート
Amazonプライム感謝祭は、先行セールが2026年10月13日(火)から、本番が10月16日(金)0時〜10月19日(月)23時59分です。CIOの充電器・モバイルバッテリー・ケーブルも、Amazonの「プライム感謝祭」カテゴリに数多く並んでいます(2026年10月4日時点)。DUOⅡもケーブルは別売です。出張用にケーブルと一緒に揃えるなら、まとめて買いやすいこのタイミングがちょうどいいと思います。
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NovaPort DUOⅡ 120W 2Cとは?スペックをまず整理
NovaPort DUOⅡ 120W 2Cは、USB-Cを2ポート備えたGaN充電器です。報道によると、Makuakeでの先行販売を経て、2024年11月下旬に一般販売が始まりました。Makuakeのプロジェクトページでは「従来のNovaPortシリーズにはない出力帯」と紹介されていて、「初代DUO 120W」にあたるモデルはありません。
箱には「クラファンで支援達成 約805万円(Makuakeにて)」というステッカーが貼られていました。それだけ多くの人が先行して支援した製品ということですね。
スペックは、実物の箱裏と本体ラベルの表記をもとにまとめました。
| 項目 | NovaPort DUOⅡ 120W 2C |
|---|---|
| 型番 | CIO-G120W2C-N2 |
| ポート | USB-C ×2(PD/PPS 充電対応) |
| 単ポート最大 | 100W(20V=5A) |
| 2ポート同時 | 90W+30W または 60W+60W(合計120W最大) |
| 入力 | 100-240VAC 50-60Hz 1.8A |
| サイズ | 約61×50×32mm |
| 重量 | 約204g |
| 対応規格(公式ページ) | PD3.0 / QC4.0+ / PPS |
| 独自技術 | Nova Intelligence(自動振り分け)/NovaEngine(GaNチップを2つ搭載)/NovaSafety 2.0(温度自動コントロール) |
| 付属品 | 本体/説明書(日本語・英語)※ケーブルは付属しない |
| 保証 | 通常1年+Webで会員登録・延長保証登録すると1年延長(最長2年) |
| 価格 | ¥9,980(Amazon・2026年10月4日時点・税込) |
詳しい仕様はCIO公式のNovaPort DUOⅡ 120W 2C製品ページでも確認できます。
開封レビュー:パッケージは"読みどころ"が多い
ここからは開封の様子です。devicecampでは、箱や説明書、本体の定格表示まで読み込んで、メーカーが何を伝えたいのかを拾っていきます。
箱正面:「単1電池×2サイズ」と「100W級のノートPC+スマホ」

箱は紫を基調にしたCIOらしいデザインです。正面には「トータル Output 120W」「単ポート Output 100W」「USB-C ×2」と大きく書かれ、紫の円筒イラストで「超小型!単1電池(×2)サイズ」とアピールしています。
キャッチコピーは「PC充電器の新定番!」「100W級のノートPC+スマホを同時に急速充電」。この製品が誰に向けて作られたのかが、最初の1行でわかります。

左上の「クラファンで支援達成 約805万円」のステッカーは、光の角度で青灰〜薄紫に控えめに光るホログラムでした。
箱側面:シボ加工と最長2年保証

片方の側面には「傷が目立ちにくいシボ加工」「一眼レフカメラのボディのような粗いシボ加工」とあります。もう一つの目玉が「安心の最長2年保証」。CIOのWebサイトで登録すると、通常1年のメーカー保証が2年に延びます。同梱のグレーのカードにもQRコードがあり、「3分で簡単登録」と書かれていました。こういうのは開封した日にやってしまうのがおすすめです。

反対の側面には独自技術の3つが並びます。
- Nova Intelligence:複数同時充電時に、デバイスに合わせて都度充電速度を自動で振り分け
- NovaEngine:GaNチップをダブルで搭載。変換効率が上がり、発熱をさらに抑える
- NovaSafety 2.0:温度を常に監視し、発熱を自動で調整
箱裏:仕様表がそのまま"電力配分表"

箱裏の見出しは「合計120W出力!ハイエンドノートPC+スマホを同時に急速充電」。本文では「ハイエンドノートPC+スマホやPC2台の充電など、あらゆる組み合わせで最適に充電可能」と書かれています。
そして下の仕様表に、2ポート同時は「90W+30W or 60W+60W(Total 120W Max)」と明記されています。この1行が、DUOⅡのいちばん大事なところです。詳しくは後半で噛み砕きます。
同梱物:本体・紫のカード・説明書・保証カード。ケーブルは別売

同梱物は4点でした。
- 本体
- 紫のごあいさつカード
- 説明書(表紙は英語の「USER MANUAL」表記)
- グレーの延長保証カード
USB-Cケーブルは付属しません。 箱の付属品欄も「本体/説明書(日本語・英語)」だけです。100Wで使いたいなら、100W以上に対応したUSB-C to USB-Cケーブルを別に用意する必要があります。ここは買う前に知っておきたいポイントですね。
紫のカードには「ミニマムなのに汎用的 高出力充電器の新定番」とあり、「ご自宅での使用はもちろん、出張や外出時の持ち運びにも最適な」という一文がありました。メーカー自身が"持ち運べる高出力機"として位置づけているのが伝わってきます。

本体の外観・質感:マットでざらっと、手に馴染む

本体はブラック。表面は箱にあった通りのシボ加工で、マットでざらっとした手触りです。天面にはCIOロゴが凹みで入っています。ツルツルの樹脂と違って、カバンの中でほかの物とこすれても傷が目立ちにくそうな質感です。
角は丸みがあり、余計な突起もありません。写真で見るとシンプルですが、実物はかなり"道具感"のある仕上がりだと感じました。
ポート面:USB-Cが2口、ほどよい間隔

ポートはUSB-Cが2つ。ポートの内側の紫がちらっと見えるのも、CIO製品らしいところです。

2口だけなので、ポート同士の間隔に余裕があります。以前レビューしたNovaPort QUADⅡは4ポートをコンパクトに詰め込んだぶん、ケーブルによっては干渉する可能性があると書きましたが、DUOⅡはその心配が少ない配置です。
なお、どちらのポートが90W側・30W側になるのか(ポート固定かどうか)は、公式の表記にはありません。 ここは実測編でUSBチェッカーを当てて確認します。
折りたたみ式プラグ:バッグの中で引っかからない

プラグは折りたたみ式です。公式ページでは「フルフラットデザイン」という表現になっていますが、箱裏には「折り畳み式プラグを採用」と書かれており、実物も写真の通りパタンと起こせます。

箱裏の説明では「バッグの中やポケットに入れても、他の端末に引っかかったり、別のものを傷つける心配がありません」とのこと。出張バッグのポーチにノートPCやiPadと一緒に放り込む使い方なら、この作りはありがたいですね。
本体側面の定格表示も読んでみた

本体の側面には定格表示が印字されています。黒地に黒の薄い印字なので、正直かなり読みにくいのですが、拡大して読むと箱裏の仕様表と同じ数値でした。
- Input:100-240VAC 50-60Hz 1.8A
- 単ポート(USB-C1/C2):20V=5A(100W Max)など
- 2ポート同時(USB-C1+C2):90W+30W or 60W+60W(Total 120W Max)
- 90W時は20V=4.5A、60W時は20V=3A、30W時は20V=1.5A
マークは、WEEE(打消しのゴミ箱)、クラスII(二重絶縁を示す二重四角)、屋内使用(家形)、TÜV(八角形のロゴ)、そしてひし形のPSEマークが確認できました。入力は100-240VACの表記です(海外で使う場合、コンセントの形状によっては変換プラグが必要です)。
スペックの読み解き:「2ポートで120W」は何がうれしいのか
ここがこの記事の本題です。
充電器には、全体で出せる電力の"予算"があります。1台だけつなげば予算をほぼ丸ごと使えますが、2台目をつなぐと、その予算を2台で分け合うことになります。どう分けるかは、メーカーが決めた「電力配分」の範囲内です。
65Wクラスの2ポート機と、配分を並べてみる
比較対象として、同じCIOのNovaPortシリーズの65Wクラス2ポート機「NovaPortⅡ DUO 67W 2C」の公式配分と並べます。
| 使い方 | NovaPortⅡ DUO 67W 2C(65Wクラス) | NovaPort DUOⅡ 120W 2C |
|---|---|---|
| 1台だけ | 最大67W | 最大100W |
| 2台同時(パターン1) | 45W+20W | 90W+30W |
| 2台同時(パターン2) | 30W+30W | 60W+60W |
| 2台同時の合計 | 65W | 120W |
※どちらもCIO公式の表記(2026年10月4日取得)。DUOⅡは実物の箱裏・本体ラベルとも一致。
数字を見ると違いは一目瞭然ですね。65Wクラスだと、2台目をつないだ瞬間に大きい方の枠でも45W、均等に分けると30Wずつまで下がります。DUOⅡなら大きい方でも90W、均等に分けても60Wずつ残ります。
ノートPC+iPadの同時充電で考えると
たとえば「65Wで充電できるノートPC」と「iPad」を同時に挿す場面を、公式の配分表だけで考えてみます(あくまで配分表から読める"枠"の話で、実際に何Wで充電されるかはノートPCやiPad側の受け入れ方でも変わります)。
- 65Wクラス2ポート機:ノートPCに割り当てられる枠は最大でも45W。65Wで充電していたノートPCが45W以下に落ちる計算です。iPad側も20Wか30Wの枠
- DUOⅡ:90W+30Wの配分ならノートPCは65Wを丸ごと受け取れる枠があり、iPad側にも30W。60W+60Wの配分でも、ノートPCは60W、iPadにも60Wの枠
冒頭で書いた「65Wクラスだと同時充電で遅かった」という私の体験は、まさにこの"予算の取り合い"だったんだと思います。DUOⅡは、2台目をつないでもノートPCとタブレットの両方が"ちゃんと速い側"に残る配分になっているのがポイントです。
どの配分(90W+30Wか60W+60Wか)が選ばれるかは、Nova Intelligenceがつないだデバイスに合わせて自動で振り分けるとのこと。どういう条件でどちらになるかは公式に書かれていないので、実測編で「ノートPC+iPad」「ノートPC+スマホ」「タブレット2台」の組み合わせを実際に測って追記します。
単ポート100Wの意味
1台だけつなげば最大100W。箱の表記では「100W級のノートPC」を想定しています。ふだんは大きな純正アダプターで充電しているノートPCでも、DUOⅡ1台に置き換えられる可能性があります。ただし、ノートPCが何Wで充電できるかは機種によって違うので、お使いのノートPCの仕様はメーカーの情報で確認してください。
TRIOⅡ 140Wとの大きさ・重さ比較:持ち運ぶならこの差は効く
同時にご提供いただいた3ポートのNovaPort TRIOⅡ 140W 3Cと並べてみました。ここは私自身がいちばん気になっていたところです。

箱の段階で、TRIOⅡの方が横幅が少し広いのがわかります。TRIOⅡの箱のステッカーは「約1655万円」でした。

本体を並べると、左がDUOⅡ、右がTRIOⅡ。DUOⅡの方がひと回り小さいです。

上から見ると、縦横の差がよくわかります。

一方で、厚みはほぼ同じ。箱の表記ではどちらも32mmです。
| 項目 | DUOⅡ 120W 2C | TRIOⅡ 140W 3C | 差 |
|---|---|---|---|
| サイズ(箱の表記) | 約61×50×32mm | 約65×58×32mm | 縦横で4mm・8mm小さい |
| 重量(箱の表記) | 約204g | 約235g | 31g軽い |
| ポート | USB-C ×2 | USB-C ×3 | 1ポート少ない |
| 単ポート最大 | 100W | 140W(PD3.1 EPR) | 40W低い |
| 2ポート同時 | 90W+30W/60W+60W(合計120W) | 100W+30W/67W+67W(合計134W) | 合計で14W低い |
| 3ポート同時 | - | 67W+30W+30W/45W+45W+30W(合計127W) | - |
| 価格(Amazon・2026年10月4日時点・税込) | ¥9,980 | ¥12,980 | ¥3,000安い |
箱の寸法から単純に計算すると、DUOⅡの体積はTRIOⅡの約8割(当方の計算)。厚みが同じぶん、"薄さ"ではなく"面積"で効いてくる差です。ポーチの中で場所を取る面積が小さいので、出張バッグに入れるならこの差は意外と大きいと思います。

ポート面の比較。左のDUOⅡがUSB-C×2、右のTRIOⅡがUSB-C×3です。

どちらも折りたたみ式プラグ。プラグ面で見ても、DUOⅡの方がコンパクトです。

デスクに置いたときの存在感もだいぶ違います。
DUOⅡとTRIOⅡ、どう選び分ける?
私の結論はシンプルです。
- DUOⅡ:同時に充電するのは2台まで。持ち運びが多い。ノートPCは100Wあれば足りる
- TRIOⅡ:ノートPC+iPad+スマホを"同時に"挿したい。デスクや家に据え置いて家族の端末もまとめたい。140Wで充電できるノートPCを使っている
2台目まではDUOⅡでも十分速い配分が残ります。迷ったら「同時に挿す台数」で決めるのがいちばん失敗しにくいと思います。3ポートの話はTRIOⅡの開封レビューで詳しく書いているので、3台同時派の方はそちらもどうぞ。
開封してみた第一印象
まだ充電の実測前なので、ここでは「手に取って感じたこと」に絞ります。
- TRIOⅡと並べると"ひと回り小さい"。2ポートと3ポートの差以上に小さく見えました
- 質感がいい。シボ加工のマットな表面は、出張バッグの中でほかのガジェットとこすれても気にならなさそう
- プラグを畳むと凹凸がない。ポーチに入れたときに角が引っかからない作り
- ポートが2つだけなので迷わない。ノートPCとタブレット、どっちをどこに挿しても配分は自動、というのは(実測で確かめるまでは公式の説明ベースですが)心理的にラクです
一方で、65Wクラスの充電器と比べると、サイズ・重さは増えます。同シリーズの65Wクラス2ポート機(NovaPortⅡ DUO 67W 2C)は公式で約50×40×29mm・約104g。DUOⅡの約204gはおよそ2倍です。ここは「2台同時の速さ」と引き換えだと割り切れるかどうかですね。
こんな場面で効く:2台同時充電の使い方
DUOⅡの「2台とも速い」が活きるのは、こんな場面だと思います。
出張バッグの充電器を1個にまとめる
ノートPC+iPad、またはノートPC+スマホ。出張の荷物は多くてもこの2台が中心、という人は多いはずです。ノートPCの純正アダプターを置いていき、DUOⅡ1個とケーブル2本にまとめれば、ポーチがかなりスッキリします。旅行・出張の持ち物全般は旅行・出張ガジェット20選にもまとめています。
ノートPCとタブレットの2台持ちで仕事する
在宅でもカフェでも、ノートPCで作業しながらiPadをサブ画面や資料閲覧に使う、という2台持ちの働き方。コンセントが1口しかない席でも、DUOⅡ1つで2台とも充電できます。デスク周りのガジェットはテレワーク・在宅ワークガジェット20選も参考にどうぞ。
ノートPC2台、タブレット2台の同時充電
箱裏に「PC2台の充電」とある通り、60W+60Wの配分ならノートPC2台にもそれぞれ60Wの枠があります。夫婦でノートPCを1台ずつ使う家庭や、子どものタブレット2台を寝る前にまとめて充電したい家庭にも合う配分です。
我が家は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、家の中の端末はとにかく多いです。全部まとめるならTRIOⅡやQUADⅡの出番ですが、「この2台だけは早く満タンにしたい」という場面ではDUOⅡの配分がちょうどいいと考えています。
車中泊・キャンプでポータブル電源につなぐ
プラド150での車中泊やキャンプでは、ポータブル電源のAC出力に充電器を挿して使うこともあります。DUOⅡは2台までですが、そのぶんコンパクトなので車内の小物入れにも収まりやすいサイズです。ポータブル電源につなぐときは、ポータブル電源側の定格出力の範囲内で使ってください。ポータブル電源選びはプライム感謝祭2026 ポータブル電源・車中泊ガジェットで詳しく紹介しています。
一緒に使いたいCIO製品
DUOⅡにはケーブルが付属しないので、セットで考えたいのが今回一緒にご提供いただいたスパイラルシリコンケーブル(240W対応)です。箱の表記はPD240W対応・1m。DUOⅡの単ポート最大100Wに対して余裕のある規格で、丸めると元の形にまとまるので、出張ポーチとの相性も良さそうです。
モバイルバッテリーの充電器としても使えます。たとえばSMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10Kは本体ラベルのUSB-C入力が「12V=2.5A」まで=計算上30W。90W+30Wの配分の30W側でも、入力の上限まで届く枠があります。ノートPCを充電しながら、隣のポートで翌日用のモバイルバッテリーを充電しておく、という使い方ができそうです(実際の充電の様子は実測編で確認します)。
大容量側のSMARTCOBY TRIO 35W SSは、本体ラベルの入力が最大35W。こちらも配分の範囲で受け取れる数字なので、夜のうちにノートPCとバッテリーを一緒に満タンにしておく組み合わせとして試してみるつもりです。モバイルバッテリー選び全般はモバイルバッテリーおすすめ2026にまとめています。
ここが良い
1. 2台同時でも"両方速い"配分
何といってもここです。90W+30W/60W+60Wは、65Wクラスの45W+20W/30W+30Wと比べて、2台目をつないだときの落ち込みが小さい。ノートPCとiPadを同時に挿しても、どちらかが極端に遅くなりにくい設計です。
2. 120Wなのに持ち運べるサイズ
約61×50×32mm・約204g。メーカーは「単1電池×2サイズ」とうたっています。3ポートのTRIOⅡより縦横がひと回り小さく31g軽いので、持ち運び前提ならDUOⅡの方が扱いやすいと感じました。
3. 折りたたみ式プラグとシボ加工で、バッグの中でも気をつかわない
プラグを畳めば凹凸がなく、表面は傷が目立ちにくいシボ加工。ポーチに放り込む道具としての作りが丁寧です。
4. 最長2年保証と、読める定格表示
Web登録で最長2年保証。本体には定格表示とPSEマークがあり、箱裏の仕様表と数値も一致していました。こういう地味なところがきちんとしているのは、長く使う充電器として安心材料です。
ここもう一歩
ケーブルは別売
付属品は本体と説明書だけ。100Wで使うなら100W以上対応のUSB-Cケーブルが必要です。手持ちのケーブルが60W対応までのものだと、DUOⅡの性能を出し切れない可能性があります。とはいえ、充電器にケーブルが付かないのはこのクラスでは珍しくないので、「最初に1本だけ良いケーブルを用意する」と考えれば困りません。
USB-Aはなく、同時に挿せるのは2台まで
ポートはUSB-C×2のみ。USB-Aのケーブルしかない機器は、変換アダプターかケーブルの買い替えが必要です。スマホ・iPad・ノートPCを3台同時に挿したい日は、DUOⅡだと1台待たせることになります。ここはTRIOⅡとの役割分担ですね。
65Wクラスからの乗り換えだと、重さは約2倍
同シリーズの65Wクラス2ポート機(約104g)と比べると、DUOⅡ(約204g)はおよそ倍の重さです。「2台同時に速い」ことの対価なので、スマホ1台しか充電しない日が多い人は、65Wクラスの方が身軽かもしれません。
比較表:DUOⅡ・TRIOⅡ・65Wクラス2ポート機
| 項目 | NovaPort DUOⅡ 120W 2C | NovaPort TRIOⅡ 140W 3C | NovaPortⅡ DUO 67W 2C |
|---|---|---|---|
| ポート | USB-C ×2 | USB-C ×3 | USB-C ×2 |
| 単ポート最大 | 100W | 140W | 67W |
| 2台同時 | 90W+30W/60W+60W | 100W+30W/67W+67W | 45W+20W/30W+30W |
| 3台同時 | - | 67W+30W+30W/45W+45W+30W | - |
| サイズ | 約61×50×32mm | 約65×58×32mm | 約50×40×29mm |
| 重量 | 約204g | 約235g | 約104g |
| 向く使い方 | ノートPC+タブレットを持ち運ぶ | 3台同時・据え置き・家族の端末 | スマホ中心・身軽さ優先 |
※DUOⅡ・TRIOⅡは実物の箱の表記、NovaPortⅡ DUO 67W 2CはCIO公式ページの表記(2026年10月4日取得)。
結局どれを選ぶべき?おすすめな人・おすすめしない人
DUOⅡがおすすめな人
- ノートPC+iPad(タブレット)、ノートPC+スマホを2台同時に、どちらも速く充電したい
- 出張・旅行で充電器を1個にまとめたい。持ち運びのサイズ・重さも妥協したくない
- 65Wクラスの2ポート充電器で「2台目を挿すと遅い」と感じたことがある
- ノートPC2台、タブレット2台を同時に充電する場面がある
DUOⅡをおすすめしない人
- スマホ・タブレット・ノートPCを3台以上同時に挿したい → NovaPort TRIOⅡ 140W 3C
- 140Wで充電できるノートPCを使っていて、単ポートで最大出力を出したい → TRIOⅡ
- ポート数を重視して、デスクで家族の端末までまとめたい → 4ポートのQUADⅡ 100W(私も普段使っています)
今後の検証予定(追記します)
今回は開封編なので、充電の実測はまだしていません。CIOさんにも「実際に複数台同時充電で比較してどう変わったか」を書くとお伝えしているので、以下を検証してこの記事に追記します。
- USBチェッカーで「ノートPC+iPad」を同時に実測:それぞれ何Wで充電されるか、90W+30Wと60W+60Wのどちらの配分になるか、ポートを入れ替えると変わるか
- 私が所有するNovaPort QUADⅡ 65Wとの比較:同じノートPC+iPadを同じ条件でつなぎ、充電の速さがどれだけ変わるか
- 発熱:2台同時に高出力で充電したときの本体の温度(室温・時間を併記して測ります)
実測値が出るまでは、この記事の数字はすべて「メーカーの表記」です。そこは区別して読んでいただければと思います。
よくある質問
Q. NovaPort DUOⅡ 120Wにケーブルは付属しますか?
付属しません。同梱物は本体・説明書・ごあいさつカード・延長保証カードです。単ポート最大100Wを使うなら、100W以上に対応したUSB-C to USB-Cケーブルを別に用意してください。
Q. 2台同時に充電すると何Wずつになりますか?
公式(箱・本体ラベル)の表記では「90W+30W」か「60W+60W」のどちらかで、合計120Wが上限です。どちらの配分になるかは、つないだデバイスに合わせて自動で振り分けられます。実際の数値は、ノートPCやタブレット側がどれだけ受け入れるかでも変わるので、実測編で追記します。
Q. プラグは折りたためますか?
折りたためます。箱裏にも「折り畳み式プラグを採用」とあり、実物で確認しました。
Q. 保証期間はどれくらいですか?
箱の表記では保証期間1年。CIOのWebサイトで会員登録・延長保証登録をすると1年延長され、最長2年になります。レシートや納品書などの購入証明書は保管しておきましょう。
Q. TRIOⅡとどちらを買うべき?
同時に充電するのが2台までで、持ち運びが多いならDUOⅡ。3台同時に挿したい、140WのノートPCを使う、据え置きで家族の端末もまとめたいならTRIOⅡです。
まとめ:2台同時で十分な人の"持ち運べる120W"
NovaPort DUOⅡ 120W 2Cを開封してみました。
- USB-C×2で合計120W。単ポートなら最大100W
- 2台同時は90W+30W/60W+60W。65Wクラスの2ポート機より、2台目をつないだときの落ち込みが小さい配分
- 約61×50×32mm・約204g。TRIOⅡより縦横がひと回り小さく31g軽い
- ケーブル別売、USB-Aなし、同時に挿せるのは2台まで、は知っておけば困らないポイント
「3台同時」が必要ないなら、2台とも速く充電できて持ち運びやすいDUOⅡは、出張バッグに入れる充電器としてかなりバランスのいい選択肢だと思います。65Wクラスで同時充電の遅さにモヤっとしていた私としては、実測がいまからワクワクです。
参考になれば幸いです。
買うなら、プライム感謝祭のタイミングもチェック
先行セールが2026年10月13日(火)から、本番が10月16日(金)0時〜10月19日(月)23時59分。気になっている製品は、ほしいものリストやカートに入れておくと、当日あわてずに済みます。
✓ セール対象かどうか・価格は購入前に商品ページでご確認ください
使い込んだレビュー(USBチェッカーでの実測・QUADⅡ 65Wとの比較・発熱)は、検証が終わり次第この記事に追記します。





