
「プラドを売るなら今なのか、もう少し待つべきか」
そんな悩みを抱えたことありませんか?
乗り換えを検討し始めると、まず気になるのが自分の車の相場です。私はプラド150のTX"Lパッケージ(Matt Black Edition)を4年間所有しています。ランクル250への乗り換えを考え始めてから、このプラドをいくらで手放せるかを定点観測してきました。
正直なところ、「パキスタンの輸入規制で相場が崩れた」という情報が流れたとき、少し焦りました。でも実際に複数の相場サービスを継続的にチェックしてみると、現実はもう少し落ち着いた話でした。
この記事では、プラド150の4年所有オーナー目線で収集してきた買取相場データを、2026年7月時点の最新情報としてまとめます。結論から言えば、プラド150の買取相場は依然として高水準を維持しています。ただし、年式・グレード・タイミングで数十万円単位の差が出るのも事実です。
この記事で解決できる悩み
- 2026年7月時点でプラド150はいくらで売れるか知りたい
- TXLパッケージやTZ-Gの具体的な相場を把握したい
- パキスタン輸入規制がプラドの相場にどう影響したのか知りたい
- 今が売り時かどうか判断する材料がほしい
【結論】2026年7月時点のプラド150買取相場は依然高水準

結論を先に出します。
2026年7月時点でのプラド150の買取相場は、全体平均で約387万円(車選びドットコム・2026年6月29日更新)。基準条件(2023年式・3年落ち)では266万円〜326万円が買取相場のレンジ、下取りであれば231万円〜275万円が目安です(ユーカーパック実績・2026年7月時点)。
グレード別の最高実績ではTZ-Gが586万円超、TX"Lパッケージが490万円台という数字も出ています。
| グレード | 買取相場レンジ(全年式・全コンディション含む) |
|---|---|
| TZ-G | 157万円〜587万円(最高実績586.7万円) |
| TX Lパッケージ | 173万円〜491万円(最高実績490.5万円) |
| TX | 113万円〜445万円 |
| TZ-G セレクション | 113万円〜252万円 |
※ユーカーパック実績データ(2026年7月時点)。レンジ幅が大きいのは2013年式〜2024年式・走行距離・コンディションを全て含むため。年式を揃えた比較は後述の年式別相場表を参照。
「相場が崩れた」という話を耳にしたことがある方も多いと思います。実際、2026年前半に一部グレードで調整局面があったのは事実です。でも「崩壊」というほどではなく、ガソリン高年式を中心に若干下落した程度。ディーゼルや高グレードは底堅い状況が続いています。
乗り換えを検討中のプラドオーナーとして4年間相場を観察してきた感覚で言うと、「今すぐ売らなければ大損する」という状況ではないですが、「もう1〜2年待てばもっと上がる」という時代でもなくなってきました。どちらかといえば、乗り換えのタイミングが来たら素早く動く方が、相場の恩恵を受けやすいと感じています。
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年式別買取相場(車選びドットコム・2026年6月29日更新)
年式を揃えた比較がより実用的です。下記は車選びドットコムの年式別相場データです。
| 年式(落ち年数) | 買取相場レンジ |
|---|---|
| 2024年式(2年落ち) | 427万円〜483万円 |
| 2023年式(3年落ち) | 402万円〜456万円 |
| 2022年式(4年落ち) | 382万円〜440万円 |
| 2021年式(5年落ち) | 366万円〜446万円 |
| 2020年式(6年落ち) | 343万円〜421万円 |
※車選びドットコム・2026年6月29日更新データ。実際の査定額は走行距離・コンディション・グレードにより変動します。
注目したいのは2021年式(5年落ち)が366万円〜446万円と、2022年式・2023年式に匹敵する相場を保っていることです。ディーゼルモデルが高年式でも強い残価率を維持していることが影響しています。
走行距離別の相場感(車選びドットコム・2026年6月29日更新)
年式だけでなく走行距離も相場に直結します。
| 走行距離 | 買取相場レンジ |
|---|---|
| 1万km | 148万円〜424万円 |
| 3万km | 298万円〜417万円 |
| 5万km | 221万円〜356万円 |
| 10万km | 86万円〜208万円 |
走行距離1万km台と3万km台の差は小さいですが、5万kmを超えると相場が下がり始める傾向があります。10万kmを超えると大幅な下落。プラド150は5万km以内での売却が、リセールの観点では有利です。
TZ-Gが最高値を取る理由
グレードの中で最上位に位置するTZ-Gが高値になるのは、装備の充実度に加えてディーゼルエンジン(GDJ150W)搭載グレードが中心だからです。ディーゼルは輸出先(特にUAE・ケニアなどアフリカ圏)での評価が高く、国内外問わず買取業者からの評価が高い。TZ-Gで最高586万円超という実績も、ディーゼル・低走行・良コンディションの組み合わせによるものと考えて間違いありません。
リセールバリュー(残価率)はどのくらい?
「残価率」とは新車価格に対して中古価格がどの割合を維持しているかを示す指標です。100%なら新車価格と同じ値段で売れるということ。プラド150のリセールバリューはどれほど高いか、データで確認します。
ガソリンモデル(TRJ150W)TX"Lパッケージの残価率
| 落ち年数 | 残価率 |
|---|---|
| 3年落ち | 94% |
| 4年落ち | 88% |
| 5年落ち | 82% |
※リセバ総研・2026年7月時点データ
3年落ちで残価率94%というのは、ほぼ新車価格と同水準で売れる計算です。私が所有しているガソリンのTX"Lパッケージも、4年落ちで残価率88%という試算になります。新車価格434万円(2021年式当時の参考値)を基準にすると、約382万円相当という計算になりますが、これはあくまで目安です。実際の査定額は走行距離やコンディションで大きく変わります。
ディーゼルモデル(GDJ150W)TX"Lパッケージの残価率
| 落ち年数 | 残価率 |
|---|---|
| 6年落ち | 92% |
| 7年落ち | 89% |
※リセバ総研・2026年7月時点データ
ディーゼルは6〜7年落ちで残価率89〜92%という驚異的な数値。ガソリンは5年落ちで82%まで下がりますが、ディーゼルは7年経ってもほぼ同水準を維持しています。
別の相場調査機関(中古車相場大学・2026年6月時点)では、令和5年式(3年落ち)ガソリンTX-Lで残価率101%、ディーゼルTX-Lで107%という数値も出ています。算出基準が異なるため単純比較はできませんが、プラド150のリセールバリューが構造的に高いことは間違いありません。
なぜこんなに高いのか。次のセクションで構造的な理由を説明します。
相場が高い本当の理由:輸出需要という構造
プラド150の相場が高止まりしている最大の理由は、国内だけでなく海外の買取業者が競り合っているからです。
パキスタン・中東・アフリカ・東南アジアでは、未舗装路での走破性と耐久性が評価される「ランドクルーザー プラド」のブランド力が圧倒的に高い。特にパキスタンでは、2024年の輸入中古車のうち92%が日本車でした(ジェトロ・2026年7月時点)。その中でプラドの需要は特に根強い。
国内での販売終了も相場を支える要因です。プラド150は2024年4月に国内販売を終了しており、後継モデル(151系)の日本投入は未定。国内での新車流通がなくなることで、中古市場における希少性が上がっています。
輸出ルートを持つ買取業者は、国内相場よりも高い値段を提示して在庫を確保しようとします。複数の一般買取業者とあわせて輸出に強い業者にも査定を依頼することが、プラドを高く売るうえで地味に効く戦略です。
ランクル300/250の売却・下取りについても同じ構造が当てはまります。詳しくはランクル300/250 買取・下取り完全ガイド2026で解説しています。
パキスタン輸入規制の影響と2026年7月以降の見通し
プラドの相場に大きな影響を与えてきたのがパキスタンの輸入規制です。複雑な動きをしているので、時系列で整理します。
規制の流れ(ファクトシートより)
| 時期 | 規制内容 |
|---|---|
| 2025年10月1日 | 商業輸入再開(車齢5年以内の中古車を条件付きで許可・40%調整関税) |
| 2026年1月5日 | 個人輸入制度の大幅厳格化(Transfer of Residence / Giftのみ可・輸入後1年間名義変更不可・製造国一致要件) |
| 2026年6月30日 | 商業輸入施策の継続期間終了(予定) |
※ジェトロ公式情報・中古車相場大学(2026年7月時点)。2026年7月以降の規制状況は2026年7月時点では未確認のため、最新の公式アナウンスをご確認ください。
相場への影響
2026年1月の個人輸入厳格化で、特に影響を受けたのがガソリンモデルの高年式グレード。パキスタンへの個人輸入ルートが絞られたことで、一時的に需要が落ちて相場が下落しました。
ただし、商業輸入ルートは2025年10月〜2026年6月30日まで「車齢5年以内」を条件に継続されていたため、全体的な崩壊には至りませんでした。
一方、ディーゼルモデルはUAE・ケニアなど多国需要があるため、パキスタン規制の影響を受けにくい。ガソリンとディーゼルで相場の安定度が異なるのはこのためです。
2026年7月以降の商業輸入ルールは、私がこの記事を書いている時点では確定情報が取得できていません。規制が緩和されれば相場は戻し、厳格化されれば再度下落圧力がかかります。プラドを売る時期を検討している方は、パキスタン側の規制動向も頭の片隅に置いておく価値があります。
2026年7月時点での最新週次集計(リセバ総研・2026年6月21〜27日週)では、前週比93%・約32万円台に低下という推移が見られました。主力ガソリン高年式で4〜8万円程度の下げが続いているとのことで、「手放すなら早め」という見方も出始めています。
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4年所有TXLオーナーが感じた相場の「体感」
プラド150 TX"LパッケージのMatt Black Edition(黒)を4年間乗り続けてきた立場から、正直な感覚をお伝えします。
査定に出した経験はまだありません。ただ、乗り換えを意識し始めてからいくつかの相場確認サービスを定期的にチェックするようになり、相場の動きを定点観測してきました。
個人的に感じているのは、特別仕様車というブランドの強さです。Matt Black EditionはスタンダードなシルバーやホワイトパールのTXLとは見た目が明らかに異なり、ブラック系の4WDを好む層に特定の需要があります。ただし、特別仕様車のプレミアム分が査定額にそのまま上乗せされるかは業者によって判断が分かれるところ。断言できるデータはないため「傾向として」の話にとどまりますが、個人的にはマイナスにはならないと感じています。
4年間乗り続けて思うのは、「プラドは手放すタイミングを選びやすい車」だということです。相場が急崩壊するリスクが小さいので、「乗り換え先が決まってから動く」という順序でも焦る必要がない。ランクル250への乗り換えを検討している私自身、まず次の車を決めてから売却のタイミングを決めようと考えています。
ランクル250 オーナー完全ガイド2026に乗り換え先の詳細をまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
売却タイミングの考え方
プラドを「いつ売るか」は、相場の水準だけでなく複数の要素を組み合わせて判断することが大切です。
ポイント1:季節タイミング
車の買取相場は一般的に1〜3月(新生活前・車両入替シーズン)に高値になる傾向があります。年度末に向けて中古車の流通量が増えるタイミングで、業者の在庫確保意欲も高まります。逆に夏場・年末は若干落ちる傾向があると言われています。ただし、プラドのような輸出需要が大きい車は海外市場の動向も絡むため、国内の季節性だけで判断しないことも重要です。
ポイント2:走行距離の節目前に動く
走行距離が5万km・10万kmという節目を超えると、査定額が下がりやすい。「あと3,000kmで5万kmだな」というタイミングが近いなら、その前に動くことで相場の恩恵を受けやすくなります。
ポイント3:複数業者に同時査定を依頼する
これが最も地味に効く方法です。1社だけに査定を依頼すると、その業者の相場観や在庫状況によって提示額が変わります。複数業者に同時見積もりを依頼することで、輸出ルートを持つ業者が競り合う状態を作れます。
プラドのような高額4WDは業者間で数十万円の差が出ることもあります。「面倒だから1社でいい」という選択が、実は大きな損失につながる可能性があるのです。
ポイント4:ディーラー下取りと買取業者を比較する
ランクル250への乗り換えを考えている場合、ディーラーの下取りと並行して買取業者の査定も入れることをお勧めします。ディーラー下取りは手間が少ない反面、買取業者に比べて15〜50万円ほど低い価格を提示されることが多いです(ユーカーパック実績データ・2026年7月時点:買取相場266〜326万円に対して下取り相場231〜275万円)。
維持費についての全体像はランクル300/250 維持費完全ガイド2026もあわせて参考にしてください。
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よくある質問(FAQ)
Q1. プラド150はいつまで高値が続く?
構造的な要因(輸出需要・国内新車販売終了)が変わらない限り、急激な価格崩壊は考えにくい状況です。ただし、パキスタン輸入規制の動向・後継モデル(151系)の日本投入時期・為替の変動によっては相場が動く可能性があります。2026年7月時点では「安定高値圏だが緩やかな下落トレンドにある」というのが私の感覚です。長期保有より適切なタイミングで動く方が有利でしょう。
Q2. ガソリンとディーゼルはどちらが高く売れる?
ディーゼル(GDJ150W)の方が概ね高値になります。特に年式が進んだ(5年落ち以上の)車両ではその差が顕著です。ガソリンモデルはパキスタン輸入規制の影響を受けやすく、規制強化のタイミングで相場が下がりやすい。ディーゼルはUAE・アフリカなど多国需要に支えられており、相場の安定性という観点ではディーゼルが有利です。
Q3. Matt Black Edition(特別仕様車)はスタンダードTXLより高く売れる?
断言できる実績データはありませんが、傾向として「マイナスにはなりにくい」と感じています。ブラック系の外装を好む層への訴求力があり、中古市場でも一定の需要があります。ただし、特別仕様車のプレミアム分を正確に評価する業者とそうでない業者がいるため、複数業者への査定依頼で比較することが重要です。
Q4. ランクル250に乗り換える場合、今が売り時?
ランクル250の受注状況・納期を先に確認することをお勧めします。買取相場は緩やかな下落傾向ですが、急落するような状況ではありません。ランクル250の納期が確定してから逆算して売却タイミングを決める方が、つなぎの車両が必要になるリスクを避けられます。
ランクル250 オーナー完全ガイド2026では現在の納期状況や仕様についてまとめています。乗り換え前の参考にどうぞ。
Q5. 一括査定への申し込みで電話が大量にかかってくるのが嫌なのですが?
これは多くのプラドオーナーが感じる問題だと思います。私も正直、複数社からの電話ラッシュは避けたい。解決策は「電話1社のみ」を謳うサービスの活用です。ユーカーパックは8,000店以上がオークション形式で競り合ったうえで、最高値を提示した1社とだけ交渉できる仕組みになっています。電話ラッシュが嫌な方には特にお勧めです。
まとめ:プラド150の買取相場は今も高水準・動くなら複数査定で

2026年7月時点のプラド150買取相場をまとめます。
- 全体平均:約387万円(車選びドットコム・2026年6月29日更新)
- 2023年式3年落ちの買取目安:266万円〜326万円(ユーカーパック実績・2026年7月時点)
- ガソリンTXL残価率:3年落ち94%・4年落ち88%・5年落ち82%(リセバ総研・2026年7月時点)
- ディーゼルTXL残価率:6〜7年落ちでも89〜92%を維持(リセバ総研・2026年7月時点)
相場が高い理由は、輸出需要(パキスタン・中東・アフリカ)と国内新車販売終了による希少性の組み合わせです。パキスタン輸入規制の動向次第で変動があり得ますが、2026年7月時点では依然として高水準を維持しています。
4年間プラドに乗り続けてきた一人として言えるのは、「プラドはいいタイミングを選びやすい車」だということ。相場が崩壊するリスクは低いですが、緩やかな下落トレンドが続くなら、乗り換えのタイミングが来たら素早く動く方が賢明です。
そして何より、1社だけでなく複数業者に査定を依頼することが高値売却の最大のポイントです。同じ車でも業者によって数十万円の差が出るのがプラドの現実です。
ランクル300/250への乗り換えと並行して売却を検討している方は、ランクル300/250 買取・下取り完全ガイド2026とランクル300/250 リース比較2026もあわせて参考にしてください。
この記事が参考になれば幸いです。
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