
納車されたランクル300や250を眺めながら、「もっとゴツいタイヤに変えたら格好いいだろうな」と思ったことはありませんか。SNSでBFグッドリッチKO2やジオランダーA/T4を履いた仲間の写真を見るたびに、ちょっとうずうずする。でも同時に、「うちはほとんど舗装路しか走らないし、燃費もうるさくなるのも嫌だな」と、二の足を踏んでいませんか。
私は今、ランクルプラド150(特別仕様車TX"Lパッケージ Matt Black Edition・黒)を4年所有していて、納車時からずっと純正のハイウェイテレーン(HT)タイヤのまま履き続けています。何度もAT化を検討しましたが、そのたびに「本当に自分の使い方に必要か」を考え直して、今のところ踏みとどまっています。この記事では、そんな私自身の実感と、ランクル300/250オーナーの公開情報・メーカー公式資料を突き合わせて、「オールテレーンタイヤは本当に必要か」を正直に判断できる材料を整理する、という選択肢をご用意しました。
結論を先に言うと、「絶対必要」でも「絶対不要」でもありません。舗装路メインの使い方なら不要な場合が多い一方、用途次第でははっきり有効に効くケースもあります。あなたがどちらに近いか、この記事を読み終える頃には見えてくるはずです。
この記事で解決できる悩み
- ランクル300/250にATタイヤは本当に必要なのか、自分の使い方で判断したい
- 燃費・ロードノイズがどれくらい悪化するのか、具体的な数字で知りたい
- 林道・キャンプ・積雪地・見た目重視など、用途別にATタイヤが「効く」のか「オーバースペック」なのか整理したい
- 積雪地でのATタイヤの限界(スタッドレスとの違い)を正しく理解したい
【最初に確認】実はランクル300/250の純正タイヤ、すでにAT寄りって知っていましたか?
多くの「ATタイヤは必要か」系の記事は、一般的なSUVやセダンを想定して書かれています。しかしランクル300/250には、他の車種にはない固有の事情があります。それは、グレードによっては納車時点の純正タイヤがすでにオールテレーン寄りだという事実です。
ダンロップ(住友ゴム工業)の発表資料によると、ランクル300のGR-SPORT・VX・AX・GXといった18インチ装着グレードには「GRANDTREK AT23」(265/65R18 114V)が装着されています。AT23は「オフロード・SUVタイヤ開発で培った技術」を謳う、分類上はオールテレーン寄りの性格を持つSUVタイヤです(出典:住友ゴム工業プレスリリース、2026年7月16日取得)。一方、20インチのZXには「GRANDTREK PT5A」(265/55R20 109V)が装着されており、こちらは静粛性・操縦安定性を重視したプレミアムツーリング寄りのタイヤです。
ランクル250でも構図は同じです。18インチ装着グレード(VX・GXなど)には「GRANDTREK AT23」、20インチ装着グレード(ZXなど)には「GRANDTREK PT22」が組み合わされているという整理が、複数の専門店・タイヤメディアの情報で一致しています(出典:住友ゴム工業プレスリリース2024年、2026年7月16日取得)。
※ただし、住友ゴム工業の公式プレスリリース自体は「どのグレードにどちらを装着するか」までは明記していません。グレード別の対応関係は複数の二次情報源で一致していますが、公式一次情報での断定はできていない点は正直にお伝えしておきます。
この事実が意味するのは、次のようなことです。
- 18インチ装着グレードのオーナーは、すでに納車時点で「AT寄り」のタイヤを履いている。つまり「これからAT化するかどうか」ではなく、「今のAT23で満足か、より本格的なAT(KO2・A/T4など)に格上げする必要があるか」という選択になります
- 20インチのZX・ハイグレードは、PT5A/PT22というツーリング寄りタイヤなので、AT化を検討する場合は「HTからATへの本格的な性格転換」になり、乗り心地・燃費・ノイズの変化が体感として大きくなりやすいと考えられます
まず自分のランクルがどちらのタイヤを履いているグレードなのか、ここを確認するのが判断の出発点です。純正タイヤのサイズ・グレード別の詳細スペックはランクル300のタイヤサイズ比較記事で詳しく整理していますので、あわせて確認してみてください。
【結論】舗装路メインなら不要な場合が多い、でも用途次第で判断は変わる

先に結論を提示します。私は色々な情報を突き合わせた結果、次のような判断フレームに落ち着きました。
- 通勤・買い物中心で舗装路オンリー、林道もキャンプもほぼ行かない → 不要な場合が多い。純正のままか、18インチグレードならAT23のまま様子見が合理的
- 平日は街乗り中心、月に数回はキャンプ場や砂利道の駐車場に入る → ATタイヤが「ちょうどいい」選択肢になりやすい。ブリヂストン公式も「平日は街乗り中心で週末にアウトドアを楽しみたい方」にATタイヤを推奨しています(出典:ブリヂストン公式、2026年7月16日取得)
- 本格的な林道走行・未舗装路が生活の一部 → ATタイヤ、場合によってはより本格的なオフロードタイヤの検討価値あり
- 積雪地に住んでいて雪道も走る → ATタイヤは圧雪・新雪路には有効ですが、凍結路には非対応です。スタッドレスの代替にはならない、という誤解だけは解いておく必要があります(詳細は後述)
- 見た目重視でホワイトレターやゴツいトレッドパターンに憧れている → 燃費・ノイズのトレードオフを納得した上でなら、十分にアリな選択肢です
私自身、プラド150で純正HTタイヤを4年履き続けてきましたが、妻+娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族である我が家の使い方は「平日は送迎・買い物、休日にたまにアウトドア施設」というパターンで、本格的な林道走行の頻度は正直そこまで高くありません。だからこそ「AT化を検討して踏みとどまっている」というのが正直なところです。この判断軸は、ランクル300/250オーナーの多くにも当てはまるのではないかと思っています。
AT化するなら定番2銘柄をまず候補に|静粛性重視ならA/T4、王道の存在感ならKO2
「用途的にAT化した方が良さそう」と判断した方向けに、舗装路との両立で評判の高い銘柄を紹介します。詳しいスペック比較は本文後半でも触れています。
✓ 販売元・在庫は変動します ✓ サイズ適合を必ず確認 ✓ 装着は専門店推奨
HTタイヤとATタイヤ、舗装路での違いを正直に比較する
HT(ハイウェイテレーン)タイヤの舗装路特性
ダンロップGRANDTREK PT5Aについて、住友ゴム工業は「新トレッドパターンを最新シミュレーション技術で最適化」し「高い静粛性能」と「操縦安定性」を両立させたと説明しています(出典:住友ゴム工業プレスリリース2021年、2026年7月16日取得)。同じくGRANDTREK PT22についても「高い静粛性能と低燃費性能、走破性能を高次元で両立」と公式が謳っています(出典:同2024年)。
一般論として、HTタイヤは溝が浅く路面との抵抗が少ないため、より滑らかで静かな乗り心地を実現しやすく、摩耗を抑えて寿命を延ばしやすい、燃費面でも有利になりやすいと言われています。プラド150で4年間純正HTを履き続けてきた実感としても、「特に不満を感じたことがない」というのが正直な感覚です。ロードノイズも高速道路での長距離移動でも気になったことはほとんどありません。
ATタイヤの舗装路特性
一方でATタイヤは、乗用車用タイヤに比べて空気圧が高く、LT規格(重荷重用)を採用している銘柄が多いため、硬めに感じられやすく、ロードノイズ・振動がHTタイヤより大きくなりやすいと複数のタイヤメディアが指摘しています。ブロックパターンの凹凸が舗装路走行時にブロックごとの振動として伝わることも一因です。
重量面でも、LT規格は同サイズのP規格・HTタイヤと比べて概ね1本あたり5〜6kg程度重くなるという試算があり、4本合計では20〜24kg程度の増加になるとされています。この重量増と転がり抵抗の増加が燃費に影響します(出典:カーポートマルゼン公式コラム/タイヤの教科書/ブリヂストン公式、いずれも2026年7月16日取得)。
燃費悪化はどれくらい?レンジに幅があるので断定はしません
燃費の悪化幅について、複数のソースを確認したところ、数値にかなりの幅がありました。
| ソース | 燃費悪化の目安 | 前提条件 |
|---|---|---|
| 軽量ATタイヤ(P規格)の試算 | 約5%悪化 | ミドルサイズSUV想定、5万km走行試算 |
| 重量級LTタイヤの試算 | 約15%悪化(5万km走行で燃料費約12.5万円増の試算) | 同上 |
| A/T系タイヤの車種別レンジ | 0〜-1.0km/L程度 | R/Tは-0.5〜-1.5km/L、M/Tは-1.5〜-3.0km/L程度という別の集計もあり |
(出典:タイヤの教科書2記事の集約、2026年7月16日取得)
正直に言うと、これらはすべて二次情報源の試算・体感ベースであり、公的機関による統一測定値ではありません。装着するタイヤの規格・車種・走り方によって数%〜15%程度、燃費が悪化するという試算があるという幅を持った理解にとどめておくのが誠実だと思います。「AT化すると必ず◯%燃費が悪化します」と言い切っている情報を見かけたら、少し慎重に受け止めた方がいいかもしれません。
ロードノイズは口コミベースで判断する
デシベル単位での定量比較データは、今回確認した範囲では見つかりませんでした。JATMA・ブリヂストン公式などの一次情報にも具体的な数値の記載はありません。そのため、ここでは装着オーナーの口コミ・レビュー傾向を紹介します。
- BFグッドリッチ KO2:意見が分かれます。「さほど気にならない」「慣れる」という声が多い一方、「ロードノイズがすごい」という声も一定数あります。LT規格・ホワイトレター人気の代表格で、個性は強めです
- ヨコハマ ジオランダーA/T4:アグレッシブな見た目に反して「静か」という評価が多数見られます。ヨコハマ公式は「シングルピッチショルダーブロックでパターンノイズの悪化を抑制」と説明しており、試乗記でも静粛性の高さに言及されるケースが目立ちます
- トーヨー オープンカントリーA/T III:「標準タイヤと言ってもいいほどの静粛性」という高評価レビューがあり、国産ATの中でも静粛性・乗り心地重視の位置づけとされています
(出典:みんカラ集約/64swamp装着レビュー/ヨコハマタイヤ公式/Car Watch試乗記/response.jp試乗記/my-best集約レビュー/ととほりブログ、いずれも2026年7月16日取得)
「ATタイヤ=ゴツゴツして乗り味が悪い」というイメージを持っている方も多いと思いますが、A/T4やオープンカントリーA/T IIIのように、比較的マイルドな乗り味を実現している銘柄も増えている、という点は覚えておいて損はないと思います。
ATタイヤが「本当に効く」ユースケース
1. 林道・キャンプ場に出かける機会がある
オートキャンプ場から山中の林道に少し入る程度なのか、砂利道が延々と続くのかでシチュエーションは変わりますが、舗装路以外の用途が少しでもあるなら、AT寄りタイヤの推奨度は上がります。ブリヂストン公式も「平日は街乗り中心で週末にアウトドアを楽しみたい方」にATタイヤを推奨しています(出典:ブリヂストン公式、2026年7月16日取得)。
林道に入る予定がある方は、タイヤ以外の装備も合わせて確認しておくことをおすすめします。マルチテレインセレクトやデフロックの使い方、リカバリーボードや牽引ロープといった脱出装備については、ランクル300 林道装備チェックリストで詳しく整理していますので、あわせてチェックしてみてください。
2. 積雪地(ただし限界あり・後述)
ATタイヤ(スノーフレークマーク=3PMSF付き)は圧雪路・新雪路に対しては一定の走破性を発揮するとされています。ただし後述するように凍結路には非対応で、スタッドレスの完全な代替にはなりません。
3. 見た目・ドレスアップ重視
ホワイトレター(サイドウォールの白文字)仕様は、ランクル250/300のドレスアップ事例で頻出する人気の要素です。BFグッドリッチKO2・トーヨー オープンカントリーA/T IIIにはホワイトレター設定があり、「クロカン車らしさ」「こだわり感」の演出として支持されています。実用面のトレードオフを納得した上で選ぶなら、見た目重視の理由も十分にアリな選択だと思います。
ATタイヤが「オーバースペックになりがち」なユースケース
都市部通勤・高速メイン・舗装路オンリー
複数のタイヤメディアが「オフロードを走る機会がほとんどない場合はHTタイヤが最も適した選択肢」と明言しています。ATタイヤは、オンロード専用タイヤほど静かでもなく、本格的なオフロードタイヤほど悪路に強いわけでもない、という中間的な性格を持っています。この「両方の長所を得られない」性質が、舗装路オンリーのユーザーにとってはデメリットとして働きやすいのです。
先ほど触れたように、18インチ装着グレード(GR-SPORT・VX・AX・GXなど)のオーナーはすでに純正でAT23を履いています。この場合の論点は「AT化するかどうか」ではなく、「純正AT23のままで満足か、より本格的なAT(KO2など)に格上げする必要があるか」という違う軸になります。舗装路メインの使い方であれば、純正AT23のままで十分満足できるケースが多いのではないかと思います。
価格帯・コスト感(2026年7月時点の目安)
タイヤ価格は変動が大きいため、あくまで「2026年7月時点の目安」として捉えてください。265/65R18サイズ・1本あたりの実勢価格を価格.comで確認したところ、次のような水準でした。
| 銘柄 | サイズ・型番 | 1本あたりの実勢価格目安 |
|---|---|---|
| BFグッドリッチ ALL-Terrain T/A KO3 | LT265/65R18 117/114S RWL D | 約42,100円 |
| BFグッドリッチ ALL-Terrain T/A KO2 | LT265/65R18相当 | 約35,000〜41,000円(販売店により変動) |
| ヨコハマ ジオランダー A/T4 | 265/65R18 114H | 約27,750円 |
| トーヨー オープンカントリー A/T III | 265/65R18 114H WL | 約30,280円 |
| ダンロップ グラントレック AT23(純正同等品) | 265/65R18 114V | 約35,500円 |
(出典:価格.com、カーポートマルゼン、TIREHOOD、いずれも2026年7月16日取得)
タイヤ専門店の集計では、265/65R18サイズのAT系タイヤは1本30,250円〜53,240円・平均38,703円というレンジも出ています(出典:タイヤワールド館ベスト、2026年7月16日取得)。銘柄・購入店舗によって差があるため、「〇円台〜〇円台」という幅で捉えておくのが安全です。
4本+組み込み工賃まで含めた総額としては、BFグッドリッチKO2クラスで25万〜30万円程度になるという試算もあります(複数の専門店データ平均ベース)。純正リピートよりAT化は数万円〜十数万円のプラスコストになる、という感覚を持っておくと判断しやすいと思います。
「AT化するかどうかまだ迷っている」という方には、いきなりタイヤを購入するのではなく、月額でお試しできるサービスを使って様子を見るという選択肢もあります。
mobox|月額制でタイヤを試せる、AT化に迷っている人向けの選択肢
ブリヂストンが提供する月額制タイヤサービスです。いきなり購入して後悔するリスクを抑えながら、AT化を検討できます。まずは月額プランの内容を確認してみるところから始められます。
✓ 月額制 ✓ 購入前に検討しやすい ✓ ブリヂストン提供
積雪地での誤解を訂正しておきたい|「圧雪はOK、でも凍結路はNG」
ここは正確に理解しておいてほしいポイントです。「積雪地に住んでいるからATタイヤを履いておけば冬も安心」というのは、実は誤解を含んでいます。
ATタイヤ(スノーフレークマーク=3PMSF付き)は、圧雪路・新雪路に対しては一定の走破性を発揮するとされています。しかし、凍結路(アイスバーン)には非対応です。豪雪地帯や凍結路走行の機会が多い場合は、スタッドレスタイヤへの交換が推奨される、というのが複数のタイヤメディアで一致している結論です(2026年7月16日取得)。
つまり「ATタイヤ一本で年中OK」という考え方は危険です。積雪地に住んでいて冬場の凍結路走行が避けられない方は、ATタイヤとは別にスタッドレスタイヤ、あるいはスタッドレスとチェーンの併用を検討する必要があります。ランクル300/250でのスタッドレス・チェーンの比較については別記事で詳しく扱っていますので、冬季の装備を検討している方はそちらもあわせて確認することをおすすめします。
おすすめな人・おすすめしない人
ATタイヤをおすすめしたい人
- 平日は街乗り中心、休日はキャンプ場や砂利道の駐車場に出かける機会がある人
- 見た目のドレスアップ効果を重視し、燃費・ノイズのトレードオフを納得できる人
- 20インチのZXなど、純正がツーリング寄り(PT5A/PT22)のグレードに乗っていて、林道走行の予定がある人
- 積雪地に住んでいて、圧雪路・新雪路の走破性を求めている人(ただし凍結路対応はスタッドレス側で別途確保する前提)
ATタイヤをおすすめしない人
- 通勤・買い物中心で、舗装路オンリーの生活が基本の人
- 燃費・静粛性を最優先したい人
- 18インチ装着グレード(GR-SPORT・VX・AX・GXなど)に乗っていて、すでに純正AT23で特に不満がない人
- 「積雪地だからAT一本で冬も安心」と考えている人(凍結路には非対応なので誤解に注意)
FAQ|よくある質問
Q1. ランクル300/250の純正タイヤは全グレードATタイヤなのですか?
いいえ、グレードによって異なります。18インチ装着グレード(GR-SPORT・VX・AX・GXなど)はAT寄りのGRANDTREK AT23、20インチ装着グレード(ZXなど)はツーリング寄りのGRANDTREK PT5A(300)・PT22(250)が装着されています。この点は複数の専門店・タイヤメディアの情報で一致していますが、住友ゴム工業の公式プレスリリース自体はグレード別対応まで明記していない点にはご留意ください。
Q2. ATタイヤにすると燃費はどのくらい悪化しますか?
タイヤの規格や車種、走り方によって差があり、数%〜15%程度悪化するという試算がありますが、出典によって幅があり断定はできません。軽量なP規格ATタイヤなら約5%、重量級のLT規格タイヤなら約15%という試算がある一方、車種別のレンジではA/Tで0〜-1.0km/L程度という集計もあります。
Q3. ATタイヤはうるさいですか?
銘柄によって差があります。BFグッドリッチKO2はロードノイズについて賛否両論の口コミが見られる一方、ヨコハマ ジオランダーA/T4やトーヨー オープンカントリーA/T IIIは静粛性重視の評価が目立ちます。デシベルでの定量データは今回のリサーチでは見つかりませんでした。
Q4. 積雪地ならATタイヤだけで冬も乗り切れますか?
圧雪路・新雪路には一定の走破性がありますが、凍結路には非対応です。豪雪地帯や凍結路走行が多い場合は、スタッドレスタイヤへの交換が推奨されます。「AT一本で年中OK」という考え方は避けた方がいいでしょう。
Q5. AT化にかかる費用の目安は?
2026年7月時点の目安として、265/65R18サイズなら1本27,750円〜42,100円程度(銘柄・店舗により変動)。4本+組み込み工賃まで含めると、BFグッドリッチKO2クラスで25万〜30万円程度になるという試算があります。純正リピートよりは数万円〜十数万円のプラスコストになると考えておくとよいでしょう。
楽天市場でオールテレーンタイヤをまとめて比較する
銘柄・サイズ・価格を横断して比較したい方は、楽天市場でのタイヤ検索もあわせてチェックしてみてください。ポイント還元を活用できるのも楽天のメリットです。
✓ 銘柄横断比較 ✓ ポイント還元あり ✓ 在庫・価格は変動します
まとめ|プラドオーナー目線での結論

ここまで、「ランクル300/250にオールテレーンタイヤは必要か」というテーマで、純正タイヤの実態から燃費・ノイズの実際、用途別の判断フレームまで整理してきました。
改めて結論をまとめると、舗装路メインの使い方であれば不要な場合が多いというのが正直な評価です。特に18インチ装着グレードのオーナーは、すでに純正でAT寄りのAT23を履いているため、無理にKO2やA/T4に格上げする必然性は薄いケースが多いと思います。一方で、林道・キャンプ場への出入りがある人、積雪地で圧雪路の走破性を求める人、見た目重視でトレードオフを納得できる人にとっては、ATタイヤは「ちょうどいい」選択肢になり得ます。
私自身、プラド150で純正HTタイヤを4年履き続けてきて、AT化を何度も検討しては踏みとどまっています。理由はシンプルで、「今の使い方に見合うだけの必要性がまだない」と判断しているからです。ただ、林道に出かける頻度が増えたり、次の車としてランクル300/250への乗り換えを具体化させるタイミングが来たら、この判断はまた変わるかもしれません。断定はせず、自分の使い方に照らして考え続けることが、後悔しないタイヤ選びのコツだと思います。参考になれば幸いです。
迷ったら、まず自分のグレードの純正タイヤを確認するところから
18インチか20インチか、AT寄りかツーリング寄りか。判断の出発点は純正タイヤの把握からです。グレード別の詳細スペックは別記事でまとめています。