
設営が終わって、ようやく焚き火に火をつけようとしたその瞬間。「ねぇ、次何する?」と子供に声をかけられて、手が止まった経験はありませんか。あるいは、朝から降り出した雨でテントに閉じ込められ、子供がだんだんぐずり始めて「今日、詰んだかも……」と思ったこと。ファミキャンで子供が飽きる瞬間は、たいてい大人がいちばん手を離せないタイミングでやってきます。
私も、妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族でファミキャンを続けてきて、この「子供が暇になる問題」には何度も泣かされてきました。せっかくのキャンプで子供がスマホばかり見ているのも、正直モヤっとします。ただ、いろいろ試してわかったのは、「晴れ用」と「雨の日用」を分けて遊び道具をそろえておけば、天候に関係なく子供が自分たちで遊び始めるということ。そうすれば親も焚き火やコーヒータイムをちゃんと確保できる、という選択肢があります。
- キャンプ場で子供がすぐ「暇」と言い出して困っている
- 雨の日にテントの中で何をさせればいいかわからない
- 荷物を増やしたくないので、コンパクトで年齢問わず遊べるものを知りたい
- SNSで見かける「盛り上がる遊び」を実際に試してみたい
【結論】晴れ用8選+雨の日用7選を天候別に分けて持っていく

結論から言います。子供を飽きさせないコツは、「晴れの日用」と「雨の日用」を最初から分けて用意しておくことです。晴れの日しか想定していないと、急な雨で全滅します。逆に室内遊びばかり持っていくと、天気がいい日に外で発散させてあげられません。両方そろえておけば、天候に振り回されずに済みます。
| 商品名 | 天候区分 | 対象年齢目安 | 実勢価格帯 |
|---|---|---|---|
| モルック(MOLKKY) | 晴れ | 幼児〜大人 | 約6,000〜13,000円 |
| 電動シャボン玉マシン | 晴れ | 幼児〜小学生 | 約1,300〜3,000円 |
| ドッジビー | 晴れ | 幼児〜大人 | 数百円〜1,000円台 |
| アウトドアバドミントン | 晴れ | 小学生〜大人 | 1,000円台〜 |
| フリスビー | 晴れ | 幼児〜大人 | 数百円〜1,000円程度 |
| 虫取り網+携帯虫かご | 晴れ | 幼児〜小学生 | 数百円〜1,000円台 |
| トイドローン | 晴れ | 小学生〜 | 約3,000〜7,000円 |
| 子供用防水トイカメラ | 晴れ・水辺 | 幼児〜中学生 | 約3,000〜8,000円 |
| キッズテント(室内秘密基地) | 雨 | 幼児〜小学生 | 約3,000〜13,000円 |
| ドブル(カードゲーム) | 雨 | 7歳以上 | 2,200円(税込) |
| 定番ボードゲーム(街コロ等) | 雨 | 小学生〜 | 2,000円台〜 |
| 水で描けるお絵かきシート | 雨 | 幼児〜 | 1,000円台〜 |
| 折り紙セット | 雨 | 幼児〜小学生 | 数百円 |
| 紙コップ・割り箸の工作クラフト | 雨 | 幼児〜小学生 | 数百円(100均で調達可) |
| モバイルバッテリー+タブレット | 雨(最終手段) | 全年齢 | 2,000円台〜 |
まずは代表格から。とにかくルールが簡単で、幼児から大人まで一緒に盛り上がれるモルックは、最初に1セット持っておいて損はありません。
モルック(MOLKKY)|今キャンプ場で一番盛り上がる外遊び
木の棒を投げて的(スキットル)を倒すだけのシンプルなルールで、幼児から大人まで同じチームで楽しめます。TikTokやYouTubeのファミキャン動画でも頻出の定番で、実勢価格帯は約6,000〜13,000円(2026年7月時点)です。
✓ 幼児〜大人まで対応 ✓ ルールは5分で習得 ✓ 正規品は耐久性が違う
晴れの日の外遊び系8選|体を動かして飽きさせない
晴れた日は、とにかく体を動かせる遊びが正義です。サイトが広いキャンプ場ほど、この手の遊びが活きます。
モルック|SNSで話題の「今キャンプ場で一番盛り上がる遊び」
先ほど紹介したモルックは、ここ数年でファミキャン動画に頻出するようになった定番です。ルールがシンプルなので幼児でも参加でき、大人も本気になれる絶妙な難易度。娘たちも最初は「よくわからない」と言っていたのに、2投目にはもう夢中になっていました。
電動シャボン玉マシン|幼児の食いつき抜群
ボタン一つで大量のシャボン玉が出る自動タイプは、幼児〜小学生低学年に鉄板です。手持ちカメラ型で約1,300円〜、自動連続噴射タイプで約2,999円程度(2026年7月時点)と手頃。ただし電池切れには注意が必要で、これは後の「ここは注意」で詳しく触れます。
ドッジビー|フリスビー感覚の当てっこ遊び
柔らかい素材の円盤を投げ合う遊びで、当たっても痛くないのが子連れにうれしいポイント。ルールも「フリスビードッジボール」くらいシンプルで、広場さえあればすぐ始められます。
アウトドアバドミントン|風に強いシャトルで気軽に
風で流されにくいタイプのシャトルを使えば、キャンプ場の芝生でも十分楽しめます。ラケットを人数分用意しておけば、大人も混ざって一緒に汗をかけます。
フリスビー|1枚あれば広場が遊び場になる
いちばんシンプルな定番。荷物にもならず、犬を連れたキャンプでも活躍します。とにかく「かさばらない遊び道具」の代表格です。
虫取り網+携帯虫かご|自然観察と相性抜群
キャンプ場は虫取りの絶好のフィールド。網とかごをセットで持っていくと、子供は勝手に探検を始めてくれます。夏場に虫取りで外を歩き回るなら、夏キャンプの暑さ対策も一緒にチェックしておくと安心です。
トイドローン|対戦型セットで兄弟げんかも遊びに変える
2台セットで対戦できるタイプなら、兄弟・姉妹での取り合いにもなりません。実勢価格は約3,000〜7,000円程度(2026年7月時点)。100g未満の機体は航空法上の無人航空機の規定対象外とされていますが、これは後述の注意点もあわせて確認してください。
子供用防水トイカメラ|自分目線でキャンプの思い出を残す
子供が自分の目線でキャンプの思い出をSNSや家族アルバムに残せる、という文脈で最近人気が上がっているのが防水トイカメラです。水深3m前後まで対応するモデルが約3,000〜8,000円程度(2026年7月時点)で手に入ります。もっと本格的に映像を残したい親御さん向けには、DJI Osmo Pocket 4Pのレビュー記事で上位互換のガジェットも紹介しています。あくまで本記事の主役は、子供が自分で気軽に使える廉価トイカメラです。
雨の日・テント内で遊べる7選|飽きさせない室内アイテム
問題は雨の日です。「テントの中で完結する」「荷物が小さい」「静かに遊べる(隣サイトへの配慮)」の3つを満たすものを選んでおくと、急な雨でも慌てません。梅雨時期の持ち物全般は梅雨ファミキャンの持ち物チェックリスト30でも詳しくまとめているので、あわせてどうぞ。
キッズテント|室内秘密基地兼おもちゃ収納
大型テントの中にさらに小さなキッズテントを立てると、子供専用の「秘密基地」ができます。LED付き・収納バッグ付きのモデルで約12,999〜13,399円(2026年7月時点)の例もあり、普段はおもちゃ収納としても使えるのが便利です。
ドブル(Dobble)|7歳以上で20分遊べる定番カードゲーム
雨の日の室内遊びで個人的に外せないのがドブル。2〜8人でプレイでき、1回あたり約20分、対象年齢は7歳以上です。定価2,200円(税込)とお手頃で、荷物にもならないのが神です。
定番ボードゲーム(街コロ等)|家族全員で盛り上がれる
街コロのような定番ボードゲームは、小学生以上なら家族全員でルールを共有しやすく、雨の日の長丁場を乗り切れます。箱がコンパクトなタイプを選べば積載の負担にもなりません。
水で描けるお絵かきシート|幼児の集中力を引き出す
水だけで色がつくお絵かきシートは、汚れる心配がないのが最大のメリット。幼児が静かに集中してくれるので、隣サイトへの配慮という意味でも優秀です。
折り紙セット|荷物にならず何度でも遊べる
折り紙は言うまでもなく軽くてかさばらず、幼児から小学生まで幅広く使えます。100円ショップでも手に入るので、予備を多めに持っていっても負担になりません。
紙コップ・割り箸の工作クラフト|「作る」楽しさで時間をつぶす
紙コップや割り箸を使った簡単な工作は、材料費がほぼかからないのに時間をしっかりつぶせます。作ったものをそのまま家に持ち帰れるのも、子供にとってはうれしいポイントです。
モバイルバッテリー+タブレット|最終手段として1つ持っておく
正直、雨がひどくて何をやっても子供が飽きてしまう瞬間もあります。そんなときのための最終手段として、モバイルバッテリーとタブレットは1つ持っておくと安心です。使い方は各家庭の方針次第ですが、「困ったときの切り札」として存在するだけで親の気持ちがだいぶラクになります。
年齢別に見る「本当に飽きない」選び方
結論、道具選びは年齢によって刺さるポイントがまったく違います。私の家(中学生1人・小学生2人の5人家族)で見ていても、この違いはかなりはっきり出ます。
幼児(3〜5歳)には、シャボン玉やお絵かきシートのような「感覚的に楽しい」ものが向いています。ルールを理解する必要がなく、すぐに夢中になれるのがポイントです。小学生になると、モルックやドッジビー、トイドローンのように「ルールがあって勝ち負けを競える」遊びが刺さり始めます。そして中学生くらいになると、カードゲームでじっくり頭を使ったり、防水トイカメラで自分なりの写真・動画を撮ったりと、「自分でやりたい」という欲求を満たせるものが喜ばれる印象です。全員が同じ道具で満足するわけではないので、年齢に応じて何種類か組み合わせておくのがコツです。
ここは注意|買う前に確認したいポイント
盛り上がる遊びほど、周囲への配慮も忘れずに。ここを押さえておかないと、せっかくの遊びがトラブルの種になります。
- モルック・バドミントンは隣サイトとの距離に注意:混雑時のキャンプ場では、投げたり打ったりする方向に他のサイトがないか確認してから始めましょう。
- トイドローンは場内ルールを必ず確認:100g未満の機体は航空法上の無人航空機の規定対象外とされていますが、これはあくまで法律上の話。キャンプ場によっては飛行を禁止・制限しているケースもあるので、施設のルールを優先してください。人が多いサイトでは自粛したほうが無難です。
- 防水トイカメラの「防水」表記はメーカーで差がある:IPX7やIPX8といった防水等級、対応水深はモデルによってかなり差があります。川遊びやプール遊びで使う予定なら、購入前に対応水深を必ず確認しましょう。
- 電動シャボン玉マシンは電池切れ対策を:現地で一番テンションが下がる瞬間が「電池切れ」です。予備の電池は必ず多めに持っていきましょう。
子供用防水トイカメラ|キャンプの思い出を子供目線で残す
水深3m前後まで対応するモデルが中心で、実勢価格帯は約3,000〜8,000円程度(2026年7月時点)。防水等級はモデルごとに差があるので、購入前に対応水深の表記を確認してから選びましょう。
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✓ 水深3m前後対応モデル中心 ✓ 500万画素クラスも ✓ 実勢3,000〜8,000円程度
結局どれを買うべきか?(3タイプ別おすすめ)
15個全部そろえるのは大変なので、タイプ別に優先順位をつけます。
初めてのファミキャンで最小限に絞りたい人には、モルック+お絵かきシート+キッズテントの3点をおすすめします。晴れでも雨でも最低限「暇にならない」状態を作れる組み合わせです。
毎回のように遊び道具を持っていく常連ファミキャン勢には、本記事の晴れ用・雨用フルセット15点をそのまま持っていく形がおすすめです。天候が急変しても、荷物の中に必ず対応できるものが入っている安心感があります。
ガジェット好きの親子には、トイドローン+防水トイカメラ+モバイルバッテリーを中心にした組み合わせがおすすめです。こうしたガジェット系のトイは、Amazonのセール対象になりやすい傾向があります。Amazonプライムデー キャンプ用品の狙い目もあわせてチェックしておくと、タイミングよくお得に手に入れられます。
FAQ|ファミキャンの子供の遊び道具でよくある質問
Q1. 何歳から一緒に遊べる道具が多いですか?
モルックやフリスビー、シャボン玉のように、ルールがシンプルな遊びは幼児から一緒に楽しめます。カードゲームのドブルは対象年齢7歳以上なので、小学生になってからのほうが本来の面白さを味わえます。
Q2. 雨の日はテント内でどれくらいの人数まで遊べますか?
ボードゲームやカードゲームは4〜5人程度までなら十分テント内で楽しめます。それ以上の人数になる場合は、静かに個々で遊べるお絵かきシートや折り紙を組み合わせると混雑を避けられます。
Q3. モルックは何人からできますか?
1人1チームでも遊べますが、2〜4人程度のチーム戦がもっとも盛り上がります。幼児がいる場合は大人と同じチームにして、一緒に投げるスタイルにすると全員が楽しめます。
Q4. トイドローンはキャンプ場でどこでも飛ばしていいですか?
100g未満の機体は航空法上の無人航空機の規定対象外とされていますが、キャンプ場によっては施設独自のルールでドローンの飛行を禁止・制限している場合があります。必ず現地のルールを確認し、人が多いサイトでは自粛するようにしてください。
Q5. 防水トイカメラは川遊びでも使えますか?
モデルによります。防水等級(IPXやIPX8など)と対応水深はメーカーによって差があるため、川遊びやプールでの使用を想定するなら、購入前に対応水深の表記を必ず確認してください。
ドブル(Dobble)|7歳から20分で盛り上がる雨の日の定番
2〜8人用・プレイ時間約20分・対象年齢7歳以上のカードゲーム。定価2,200円(税込)とコンパクトで、雨の日のテント内にちょうどいい1枚です。
✓ 対象年齢7歳以上 ✓ プレイ時間約20分 ✓ 2〜8人対応
まとめ|天候別に道具を分ければ「暇」を作らない

ファミキャンで子供を飽きさせないコツは、特別な工夫よりも「晴れ用」と「雨の日用」をあらかじめ分けて持っていくこと。これだけで、天気予報にヤキモキする回数がぐっと減ります。私自身、中学生1人・小学生2人の娘たちと何度もキャンプを重ねてきましたが、道具さえそろっていれば、子供は勝手に自分たちで遊びを見つけてくれます。親は焚き火やコーヒータイムを、少し取り戻せるはずです。
キャンプ道具全般をまだそろえきれていない方はファミキャン買ってよかったギア30選もあわせてチェックしてみてください。参考になれば幸いです。
ファミキャンの遊び道具をまとめてチェックする
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