
本日、2026年6月29日。待ちに待った1日がやってきました。
DJI Osmo Pocket 4P が、ついに国内正式発売されました。
2026年5月16日にカンヌで電撃発表してから約6週間。その間、速報記事を読んでくださった方から「で、いつ出るの?」「価格はいくら?」「Pocket 4と迷ってる」というコメントを本当に多くいただきました。
今日、その答えがすべて出ます。
スタンダードコンボ 99,000円(税込)、Vlogコンボ 113,300円(税込)。これが正式な国内定価です。
シリーズ初のデュアルレンズ、光学3倍ズーム、17ストップのダイナミックレンジ(LOFIC技術)。進化のポイントは速報で書いたとおりですが、今回の記事では国内価格・購入チャネルが確定した今の段階で、あらためて「買うべきか・見送るべきか」を正直に整理します。
この記事で解決できる悩み
- Osmo Pocket 4Pの国内正式価格と発売日を今すぐ確認したい
- Pocket 4(標準版)と4Pの違いを比較表でサクッと把握したい
- +19,800円の差額を払う価値があるかの判断軸が知りたい
- デュアルレンズ・LOFIC・D-Log 2って何? わかりやすく教えてほしい
【結論】Pocket 4Pは「ズームが欲しい人」と「動画グレードを上げたい人」のための1台

先に結論から言いますね。
Pocket 4Pは万人向けではありません。でも、ハマる人には完璧に刺さります。
- ランクルや車中泊で「引き映像・切り抜きショット」が欲しい人 → Pocket 4Pを選ぶ価値あり
- Pocket 4(標準版)を持っている人 → よほど望遠が必要でなければ急がなくてOK
- Pocket 3を持っていて買い替えを検討中の人 → 4Pは一気に2〜3世代分の進化。4Pを買うなら今が好タイミング
- 初めてのジンバルカメラを探している人 → 予算11万円が出るなら4P、厳しければ標準版Pocket 4(79,200円〜)が現実解
ここがポイントです。「Pocket 4Pを選ぶ理由」は光学ズームとLOFICの2点に尽きます。この2点が自分のVlogスタイルに刺さるかどうか、以下で詳しく解説します。
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スペック詳細:デュアルレンズ構成・価格・コンボの中身
国内正式価格と発売日(2026年6月29日確定)
| 項目 | スタンダードコンボ | Vlogコンボ |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 99,000円 | 113,300円 |
| 発売日 | 2026年6月29日 | 2026年6月29日 |
| カラー | クラシックブラック / パールホワイト | クラシックブラック / パールホワイト |
| セット内容 | 本体・補助ライト・ハンドル・キャリーポーチ・USB-Cケーブル | スタンダードの全内容+DJI Mic Mini 2トランスミッター・FrameTap・ミニ三脚・キャリーバッグ |
DJI公式オンラインストア、楽天市場(DJI楽天市場店)、Amazon.co.jp、カメラのキタムラ、SYSTEM 5で本日より購入可能です(2026年6月29日取得)。
デュアルレンズ構成の詳細
これがPocket 4Pの最大の革命です。シリーズ史上初めて2つのカメラを搭載しました。
| 項目 | 広角カメラ(メイン) | 中望遠カメラ(テレ) |
|---|---|---|
| センサーサイズ | 1インチCMOS(新設計) | 1/1.28インチCMOS |
| 焦点距離(35mm換算) | 20mm | 60mm |
| 絞り値 | f/2.0 | f/1.8(被写界深度換算f/6.3相当) |
| ズーム | デジタル最大4倍(広角域内) | 光学3倍・最大12倍デジタル |
| ダイナミックレンジ | 17ストップ(LOFIC技術) | 14ストップ |
| フォーカス範囲 | 0.09m〜∞ | 0.2m〜∞ |
| ISO感度(動画) | 100〜25600(低照度100〜51200) | 50〜12800(低照度50〜25600) |
動画・写真スペック
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 最大解像度・フレームレート | 4K/240fps(スローモーション) |
| 通常録画最大 | 4K/60fps |
| スロー倍率 | 最大8倍(広角240fps・望遠200fps) |
| カラープロファイル | 10-bit D-Log 2(広角のみ)/D-Log(両カメラ) |
| 最大ビットレート | 180Mbps |
| 写真最大解像度 | 7680×4320(約37MP)・RAW(DNG)対応 |
バッテリー・本体仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 重量 | 230g |
| サイズ | 159.5×63.3×33.5mm |
| バッテリー容量 | 1545mAh |
| 最長駆動時間 | 210分(1080p/24fps測定条件) |
| 充電時間 | 18分で80% / 32分で100% |
| ディスプレイ | 2.0インチ / 1000ニト |
| 内蔵ストレージ | 103GB(4K30P標準で約4時間47分記録可能) |
| 対応SDカード | microSD(最大1TB) |
| データ転送 | USB 3.1対応・最大800MB/s |
| 手ブレ補正 | 3軸メカニカルジンバル(Roninスタビライズシステム・±0.005°) |
| 被写体追尾 | ActiveTrack 8.0 |
| 内蔵マイク | 3個 |
| 防塵防滴 | 記載なし(公式スペックページに言及なし・雨天使用は自己判断で) |
Pocket 4Pの進化ポイント:ここが良い
1. 光学3倍ズームは、シリーズにとって「革命」
正直、ここだけで買いを検討している方も多いと思います。
Pocket 4(標準版)はデジタル4倍ズームのみ。デジタルズームはどんなに高性能なセンサーでも、最終的に画質が荒れます。対してPocket 4Pは望遠カメラ(60mm)が物理的に存在するため、光学3倍の時点では劣化がない。さらに最大12倍までデジタルズームが使えます。
たとえば、ランクルの車内から外の景色を「引いて→寄って」と表情を変えながら撮る。ドライブ中に助手席から車窓を望遠で切り取る。キャンプでたき火のアップから引きの全景まで1台でこなす。「なんとなく広角だけで撮ってたけど、望遠があればVlogが一気に映えるのに」と思ったことがある方には、この光学ズームは本当に刺さります。
DC Watchの実機評価によると「6倍望遠でのActiveTrack顔追尾が意外と簡単に追尾できた」との評価。望遠でも被写体追尾が安定して動くというのは、Vlogカメラとして実用的です。
2. 17ストップのダイナミックレンジ(LOFIC技術)とは何か
「17ストップ」「LOFIC」と聞いても、ピンとこない方も多いと思うので、わかりやすく説明します。
ダイナミックレンジとは、カメラが明暗差を同時に記録できる幅のことです。ストップ数が多いほど、明るい空と暗い影の両方を同時に綺麗に写せます。
Pocket 4(標準版)は14ストップ。Pocket 4Pの広角カメラは17ストップ。この3ストップの差は体感でかなり大きい。たとえば日差しの強いキャンプ場でテントの内側から外を撮った場合、14ストップでは外の空が飛んで白くなりやすいですが、17ストップなら外の明るさと内側の影を両立して記録できる可能性が上がります。
LOFICはDJIが開発した技術で、センサーの読み出し方式を改良してダイナミックレンジを拡大したもの。一眼カメラでRAW現像する際に「露出を大きく動かせる」感覚に近い性能を、ポケットサイズのジンバルカメラで実現しています。
さらに10-bit D-Log 2への対応で、カラーグレーディング(色味の後処理)の自由度が大幅に向上。映像制作をある程度本格的にやりたい方には、この2点の組み合わせが響くはずです。
3. ActiveTrack 8.0の進化
Pocket 4PはActiveTrack 8.0を搭載。被写体追尾の精度と安定性がさらに向上しています。先述のDC Watch評価でも「6倍望遠での顔追尾が安定している」と言及。一人で自撮りしながら動き回るスタイル、子供やペットを追いかけながら撮るスタイルでは、この追尾精度の向上が映像のクオリティに直結します。
4. 103GBの内蔵ストレージ(4K約4時間47分)
4K/30fpsで約4時間47分記録できる内蔵ストレージは、SDカード高騰の昨今ありがたい装備です。Pocket 4(107GB)よりわずかに少ない(-4GB)ものの、日帰りのドライブやキャンプなら追加SDカードなしでも余裕で回ります。USB 3.1対応で最大800MB/sの高速転送もできるので、撮影後のデータ移動もストレスが少ない。
5. 18分で80%充電
バッテリー容量はPocket 4と同一の1545mAhですが、急速充電の速さは地味に効きます。撮影の合間に短時間充電を挟めるサイクルがあると、長時間のアウトドア撮影でも安心感がある。
ここは注意:Pocket 4より劣る点と素直に向き合う
Pocket 4Pが完璧かというと、そうでもありません。Pocket 4(標準版)と比べたときの正直なデメリットを挙げておきます。
デメリット1:重量が増した(230g vs 190.5g)
デュアルレンズを積んだ代償として、重量は Pocket 4比で+39.5g。230gは「軽い」とは言いにくい数字です。Pocket 4(標準版)が「190.5gなのに全然気にならない」感覚で手持ちできるのと比べると、長時間の手持ち撮影ではじんわり差を感じることも。ただし、ジンバル一体型のハンドルがセットに付属するので、通常は手持ちではなくハンドル持ちになると思います。
デメリット2:バッテリー駆動時間が短縮(210分 vs 240分)
Pocket 4の240分と比べて-30分。デュアルレンズの処理負荷が影響していると思われます。とはいえ、210分(約3時間半)あれば半日の撮影は十分こなせます。一番の注意点は「スペック上の210分は1080p/24fpsの最省電力条件」という点。4K/60fpsや高倍率ズームを多用するなら、実際の稼働時間はもっと短くなります。
デメリット3:ズーム切り替え時の「カクツキ」
DC Watchの実機評価で指摘された点がここです。広角から望遠へズームを切り替えた瞬間、映像が一瞬止まる(カクン)現象があります。2つの物理カメラの切り替えなので、ソフトウェアだけでは完全にシームレスにするのは難しいところ。動画の編集でそのカットを使わない工夫が必要になります。
デメリット4:D-Log 2は広角専用
10-bit D-Log 2は広角カメラ(20mm)でのみ対応。望遠カメラ(60mm)ではD-Log 2は使えません。望遠で本格的なカラーグレーディングをしたい場合は、D-Log(広角・望遠両対応)での撮影になります。D-LogとD-Log 2では記録できるダイナミックレンジに差があるため、望遠での撮影品質はやや制限を受けます。
デメリット5:防塵防滴の記載なし
DJI公式スペックページに防塵防滴(IPxx)の記載が一切ありません。雨天や砂地での使用は自己責任になります。アウトドア・キャンプでの使用が多い方は、使用環境の状況をよく見て判断してください。
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Pocket 4P vs Pocket 4:+19,800円の差を徹底比較
| 比較項目 | Pocket 4P(新) | Pocket 4(旧) |
|---|---|---|
| 国内定価(スタンダード) | 99,000円 | 79,200円 |
| 価格差 | +19,800円(Pocket 4比) | — |
| カメラ構成 | デュアルレンズ(広角20mm+望遠60mm) | 単眼(広角20mm)のみ |
| 広角センサー | 1インチCMOS(新設計) | 1インチCMOS |
| ダイナミックレンジ(広角) | 17ストップ(LOFIC技術) | 14ストップ |
| ズーム | 光学3倍(望遠レンズ)+最大12倍デジタル | デジタル4倍のみ |
| カラープロファイル | 10-bit D-Log 2(広角)+D-Log(両カメラ) | D-Log M |
| ActiveTrack | 8.0 | 6.0(推定) |
| 内蔵ストレージ | 103GB | 107GB(わずかに多い) |
| 重量 | 230g | 190.5g(軽い) |
| 駆動時間 | 210分 | 240分(長い) |
| バッテリー容量 | 1545mAh | 1545mAh(同一) |
| 防塵防滴 | 記載なし | 記載なし |
判断の軸は2つだけです。
1. 光学ズームが必要か? → 望遠撮影・切り抜きショットをよく使うなら4P一択
2. 動画グレーディングを本格的にやるか? → D-Log 2と17ストップが自分のワークフローに刺さるなら4P
この2点が「Yes」なら+19,800円の差額は十分に払う価値があります。「どちらもあまり関係ない」なら、Pocket 4(標準版)で十分です。
こんな人に買ってほしい:Pocket 4Pが刺さるシーン
買うべき人
- ランクルやプラドで「寄り・引き」の車載Vlogを撮りたい人。望遠60mmがあれば、ダッシュボード固定したまま引き映像から車窓のクローズアップまで、カット数を増やせます
- キャンプやアウトドアで人物をカッコよく撮りたい人。60mm(35mm換算)は人物撮影にちょうどいい焦点距離で、背景がほどよくボケる画になります
- SNS・YouTube用の映像クオリティを一段上げたい人。10-bit D-Log 2でカラーグレーディングをやる覚悟がある方
- Pocket 3からの買い替えを検討中の人。2〜3世代分の進化をまとめて受け取れます
見送るべき人(Pocket 4で十分)
- 既にPocket 4(標準版)を持っていて、それほど不満がない人。デュアルレンズの恩恵よりコスト増の方が勝ちます
- とにかく軽量・小型で長時間撮り続けたい人。190.5g・240分のPocket 4が有利
- 予算10万円未満で探している人。Pocket 4(79,200円〜)の方が選択肢に入ります
- グレーディングはやらず、撮りっぱなしで使いたい人。LOFICとD-Log 2の恩恵は受けにくい
購入チャネルと価格まとめ(2026年6月29日時点)
| 購入先 | 価格(スタンダード) | 価格(Vlogコンボ) | 備考 |
|---|---|---|---|
| DJI公式オンラインストア | 99,000円 | 113,300円 | 公式サポート・保証確実 |
| 楽天市場(DJI楽天市場店) | 99,000円 | 113,300円 | ポイント還元あり |
| Amazon.co.jp | 99,000円 | 113,300円 | ASIN確認推奨 |
| カメラのキタムラ | 要確認 | 要確認 | 実店舗で実機確認可 |
| SYSTEM 5 | 要確認 | 要確認 | Mac/映像系専門店 |
価格は2026年6月29日時点の情報です。最新価格は各チャネルの公式ページで要確認。
純正アクセサリーの参考価格(2026年6月29日時点)
- NDフィルターセット: 8,800円
- ブラック&ホワイトミニフィルター: 8,800円
- DJI Care Refresh(保証プラン): 7,590円〜12,980円
野外でのフィルター活用は映像の雰囲気をがらりと変えます。屋外撮影が多い方はNDフィルターセットの同時購入も視野に入れてみてください。
ランクル車載Vlogの撮影セット構成については、ランクル車載Vlogの鉄板3点セットはどれ?Osmo Pocket 4P×DJI Mic 3×iPhone 18 Proの役割分担解説も参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Osmo Pocket 4Pの国内発売日と価格は?
2026年6月29日に国内正式発売されました。スタンダードコンボが99,000円(税込)、Vlogコンボが113,300円(税込)です。DJI公式オンラインストア・楽天市場・Amazon.co.jp・カメラのキタムラ等で購入可能です(2026年6月29日時点)。
Q2. Pocket 4(標準版)との価格差は?
スタンダードコンボ同士の比較でPocket 4(79,200円)との差額は+19,800円です。その差の主な内訳は「光学3倍ズーム(デュアルレンズ)」「ダイナミックレンジ17ストップ(LOFIC技術)」「10-bit D-Log 2」の3点です。
Q3. 防水・防塵は対応している?
DJI公式スペックページに防塵防滴(IPxx)の記載がありません。雨天・砂地・海辺での使用は自己判断でお願いします。アウトドア環境での使用が多い方は、ハードケース・ポーチ等での保護を検討してください。
Q4. Vlogコンボと迷っているが、どちらがおすすめ?
ワイヤレスマイクを持っていない方にはVlogコンボが断然おすすめです。DJI Mic Mini 2は単体で約2万円前後するため、セット購入の方がコスパが良くなります。既にDJIのマイクを持っている方、または別途外部マイクを使う予定の方はスタンダードコンボで問題ありません。
Q5. Pocket 3から乗り換えるのにベストタイミング?
今(2026年6月29日)がベストタイミングだと思います。Pocket 3は発売から2年以上が経過しており、Pocket 4Pは2〜3世代分の進化(センサー性能・デュアルレンズ・D-Log 2対応)があります。Pocket 3を使い続ける理由が特になければ、乗り換えをおすすめします。
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まとめ:Pocket 4Pは「映像を道具にしている人」のカメラ

DJI Osmo Pocket 4Pが本日2026年6月29日に正式発売されました。
スタンダードコンボ 99,000円という価格は、ポケットサイズのジンバルカメラとして決して安くはありません。しかし、光学3倍ズーム・17ストップのダイナミックレンジ・10-bit D-Log 2という組み合わせは、「ちゃんとした映像を作りたい人」にとって、一眼カメラ+ジンバルのセットアップを持ち歩かなくて済む現実的な選択肢です。
DC Watchの実機評価が言う「Vlogカメラから、他撮りもできる作品制作用カメラに進化した」という表現は、私も同感です。
Pocket 4Pが向いているのは、「いい映像を残したい」という気持ちが、「コンパクトさを優先したい」という気持ちよりわずかに強い人だと思います。
デメリット(重量・駆動時間・ズーム切り替えカクツキ)も正直に書きましたが、それを差し引いても光学ズームとLOFICの組み合わせは、同カテゴリで現時点では突出しています。
Pocket 3や標準版Pocket 4を持っている方、これから初めてジンバルカメラを買う方──ぜひ参考にしてみてください。
Insta360との比較が気になる方は、Insta360 Luna Ultra vs DJI Osmo Pocket 4 徹底比較もあわせてどうぞ。Pocket 4P発売前に書いた記事ですが、ジンバルカメラ選びの軸を整理するのに役立つと思います。
また、カンヌ発表直後の速報スペック解説はDJI Osmo Pocket 4P カンヌ発表速報・Pocket 4との違いにまとめています。
参考になれば幸いです。
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