
冬の夜、ようやく火が起きたと思ったら——薪を足しにいった瞬間、手が熱くてギョッとしたことありませんか?
「まあ軍手でいいか」「防寒テムレスあるし大丈夫でしょ」——私もそう思っていました。ところが、ある冬キャンプで薪をくべようとした瞬間、グローブ越しに「ジュッ」という感触。気がつけば親指のあたりが溶けかけていた、というヒヤリ体験があります。
焚き火グローブ、実はちゃんと選ばないと危険です。
そして「防寒テムレスは焚き火グローブとして使えるのか?」——これ、かなり多くのキャンパーが誤解しているポイントです。結論から言うと、防寒テムレスは焚き火グローブではありません。でも、冬キャンプで持っておくべき理由は別にあります。
この記事では、焚き火グローブとして本当に使える製品をおすすめ5選で正直に評価しながら、防寒テムレスの正しい使い方も含めてご紹介します。ランクルでキャンプに行く方にもぜひ読んでほしい内容です。
この記事で解決できる悩み
- 防寒テムレスが焚き火グローブとして使えるのかどうか知りたい
- 軍手・作業用手袋との違いが正直よく分からない
- 500円のワークマンと5,000円以上のブランド品の差が気になる
- 素材(牛革 vs アラミド繊維)の選び方が分からない
【結論】焚き火グローブはこれを買え
| 用途・予算 | おすすめ製品 | 価格帯 |
|---|---|---|
| とにかくコスパ最優先 | ワークマン フィールドグローブ | 499円〜 |
| バランス重視・初めての1枚 | キャプテンスタッグ ソフトレザーグローブ | 約1,980円 |
| 長く使いたい・こだわり派 | グリップスワニー G-70 | 約3,850円 |
| 高温・本格調理もやりたい | スノーピーク ファイヤーサイドグローブ | 約8,448円 |
| 防寒目的(設営・炊事補助) | 防寒テムレス No.282 | 約1,400円 |
私の正直な結論は「予算3,000円あればグリップスワニーG-70が最高コスパ」です。ただし用途・予算によって正解は変わるので、順番に解説します。
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※販売元・保証・付属品まで見てから判断すると後悔が減ります
そもそも防寒テムレスは焚き火グローブなのか?
正直に言います。防寒テムレスは焚き火グローブとして使えません。
防寒テムレス(SHOWAグローブ No.282)はポリウレタン素材でできた防水・防寒手袋です。透湿防水×ボア裏起毛という設計は「水濡れと寒さに強い」という意味では最強ですが、耐熱性はゼロ。直火・火の粉に触れた瞬間に溶けます。

では、なぜキャンパーの間でこれほど人気なのか。
防寒テムレスが「冬キャンプ最強」な理由(焚き火以外で)
防寒テムレスが輝くシーンは「焚き火作業以外のすべて」です。
- テント設営: 冷たいポールやペグを素手で触ると地味に痛い。防寒テムレスなら水濡れも関係なし。
- 薪の運搬・積み込み: 薪は外に置いてあることが多い。濡れた薪を素手で持つのはきつい。
- 調理補助: 熱々ではない鍋の蓋を動かす、食材を扱う——こういう場面では最適。
- ランクルのリアゲート操作: 荷物の積み降ろし、寒い朝のドア操作にも快適。
「防寒グローブ」として冬キャンプに1双持っていく価値は十分あります。ただし、焚き火作業時は必ず耐熱グローブに換えてください。
焚き火グローブ おすすめ5選 正直評価
1位: ワークマン フィールドグローブ(499円〜)
コスパの鬼。初めての焚き火グローブはこれで十分。

正直、最初は「499円の手袋が焚き火で使えるの?」と半信半疑でした。でも使ってみたら神です。
牛床革製で縫い糸にはケブラーを使用。オイル加工のおかげで柔らかく、最初から手に馴染む着け心地。薪割り・焚き火・BBQと汎用的に対応できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 素材 | 牛床革(縫い糸: ケブラー) |
| 耐熱温度 | 約120℃(牛革標準) |
| 価格 | ショートタイプ: 499円 / ロングタイプ: 980円 |
| サイズ | S / M / L / LL |
ここが良い
- 499円〜とは思えない仕上がり。キャンプ複数回なら十分元が取れる
- ロングタイプで腕への火の粉対策も可能(980円)
- サイズ展開があるので手に合わせやすい
ここは注意
- キャンプ専用製品ではないため、高温作業は想定外(スキレット直持ちなどは避ける)
- Amazonには出品されていない場合があり、ワークマン店舗か公式通販での購入が基本
2位: キャプテンスタッグ アウトドア ソフトレザーグローブ(約1,980円)
初心者から中級者まで。バランスが取れた一番の「ちょうどいい」選択肢。

牛革製ながら「ソフト仕様」という名前の通り、手袋特有の硬さが少なく最初から使いやすい。MONOQLO誌の比較テストで1位を獲得した実績もあり、品質は折り紙付きです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 素材 | 牛革(内側: 綿) |
| 耐熱温度 | 約120℃(牛革標準) |
| 価格 | 約1,980円(税込) |
| サイズ | S / M / L |
| カラー | イエロー・ブラック・オリーブ・レッド |
ここが良い
- 1,980円とは思えない革の質感と仕上がり
- 薪割り・焚き火・BBQすべてに対応
- カラー展開があってサイトのコーデにも使える
ここは注意
- ロングタイプがないため、腕への火の粉が気になる人は別途アームカバーを検討
- 耐熱120℃は「直火調理の補助」には不向き。高温時はスキレット・ダッチオーブンの直持ちを避ける
3位: グリップスワニー G-70 CAMP GLOVES(約3,850円)
「長く使いたい」ならこれ一択。老舗ブランドの圧倒的な品質。

1848年創業、アメリカ・ゴールドラッシュ時代から続く老舗グローブブランド。北米産ステアハイド(成牛革)を使用した立体裁断設計は、素手に近い自然な着け心地。革グローブ特有の「突っ張り感」がほとんどなく、長時間の焚き火作業でも疲れません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 素材 | 北米産ステアハイド(牛革100%)・縫い糸: ケブラー |
| 耐熱温度 | 約120℃(牛革標準) |
| 価格 | 約3,850円(Amazon参考) |
| サイズ | キッズ〜XL(5サイズ) |
| 保証 | ケブラー糸が切れた場合は無料修理 |
ここが良い
- 立体裁断で突っ張り感ゼロ、素手に近い使い心地
- クロムなめし×撥水加工で、急な雨でも安心
- 無料修理保証付きで長期使用前提
- キッズサイズから展開、家族全員で揃えられる
ここは注意
- 価格は3,000円台後半。コスパで選ぶなら迷う価格帯
- 牛革のため高温調理(スキレット直持ち・ダッチオーブン素持ち)は非推奨
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4位: スノーピーク ファイヤーサイドグローブ UG-023BR(約7,000〜8,448円)
ダッチオーブン・高温調理も本格的にやりたい人向けの最高峰。

スエード革アウター×ケブラー縫製×難燃インナーという二重構造で、耐熱500℃を実現。焚き火グローブの最高峰と言っていい設計です。手首から肘近くまでカバーするロング丈は、輻射熱・火の粉から腕全体を守ります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 素材 | アウター: スエード革(ケブラー糸)/ インナー: ポリエステル×難燃コットン |
| 耐熱温度 | 500℃ |
| 価格 | 公式EC: 8,448円(税込)/ Amazon参考: 約7,000円前後 |
| サイズ | ワンサイズのみ |
ここが良い
- 耐熱500℃で直火調理・高火力BBQにも完全対応
- インナーが取り外し可能で洗濯できる
- ロング丈で腕全体を保護
ここは注意
- フリーサイズのみ。手が小さい方・女性には大きすぎる場合あり
- 8,000円超の価格帯。「普通に焚き火するだけ」なら過剰スペックの可能性
- 革の手入れが必要(レザーオイルで定期メンテ)
5選の補足: 防寒テムレス No.282(約1,200〜1,400円)
「焚き火グローブ」としてではなく「冬キャンプの必需品グローブ」として。

前述の通り耐熱性はゼロですが、冬キャンプの設営・薪運び・炊事補助では最強の存在。透湿防水×ボア裏起毛の組み合わせは、濡れた薪の積み込みや、冷え込んだ朝のテント撤収で力を発揮します。
焚き火グローブ(耐熱グローブ)とペアで使う——これが冬キャンプの正解です。
比較表まとめ
| 製品名 | 素材 | 耐熱温度 | 価格(税込) | サイズ展開 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| ワークマン フィールドグローブ | 牛床革 | 約120℃ | 499円〜 | S〜LL | ★★★★☆ |
| キャプテンスタッグ ソフトレザー | 牛革 | 約120℃ | 約1,980円 | S/M/L | ★★★★☆ |
| グリップスワニー G-70 | 北米産牛革 | 約120℃ | 約3,850円 | キッズ〜XL | ★★★★★ |
| スノーピーク ファイヤーサイド | スエード革+難燃繊維 | 500℃ | 約7,000〜8,448円 | フリー | ★★★★☆ |
| 防寒テムレス No.282 | ポリウレタン | 耐熱性なし | 約1,200〜1,400円 | S〜LL | ★★★★★(防寒用) |
結局どれを選ぶべきか?
予算500円以内: ワークマン フィールドグローブ
「とりあえず焚き火グローブを試してみたい」「まだキャンプに本気投資できない」という方はこれで十分です。499円でケブラー縫製・牛床革という仕様は、正直驚きのコスパ。
予算2,000円前後: キャプテンスタッグ ソフトレザーグローブ
バランス重視の初心者〜中級者に最適。牛革の質感と扱いやすさを兼ね備えた一番の「ちょうどいい」選択肢です。
予算3,000〜4,000円: グリップスワニー G-70
長く使いたいこだわり派に。立体裁断・ケブラー縫製・無料修理保証と、この価格でここまでのクオリティは正直ワクワクします。私の個人的なイチ推しはここです。
ダッチオーブン・高温調理もやりたい: スノーピーク ファイヤーサイドグローブ
予算8,000円以上出せて、本格的なダッチオーブン調理や薪ストーブ作業もしたい方向け。500℃耐熱は他の製品では出せない領域です。
冬キャンプのサブグローブとして: 防寒テムレス No.282
上記のどれかとペアで持つのがベスト。焚き火グローブに持ち替えられない場面(設営中・荷物整理中など)で防寒テムレスが活きます。
おすすめな人 / おすすめしない人
おすすめな人
- 冬キャンプで焚き火を楽しみたい人
- ランクルでファミリー・車中泊キャンプをする人
- ダッチオーブンで本格料理をやりたい人
- 防寒テムレスしか持っていなくて「本当に大丈夫か?」と思っている人
おすすめしない人(焚き火グローブが過剰な人)
- 年に1〜2回の夏キャンプで、ちょっとBBQをするだけ
- 焚き火は眺めるだけで、薪をくべる作業をほとんどしない
- すでに焚き火グローブを持っているが「防寒テムレスも欲しい」という人(→ 焚き火は既存品でOK)
FAQ(よくある質問)
Q: 防寒テムレスは焚き火グローブとして使えますか?
A: 使えません。防寒テムレスはポリウレタン素材のため耐熱性はゼロで、直火・火の粉に触れると溶ける危険があります。「焚き火グローブ」として宣伝されたことは一度もなく、あくまで「防水・防寒作業手袋」です。冬キャンプの設営・薪運び・炊事補助(非加熱作業)に使い、焚き火作業時は耐熱グローブに持ち替えてください。
Q: 軍手ではダメですか?
A: 危険なのでやめてください。薪の燃焼温度は250℃超、炭火は500℃近くになります。軍手は熱が即座に伝わり、火傷するリスクが高い。また、軍手の繊維が火の粉で燃えることもあります。最低でも牛革製の焚き火グローブを使ってください。
Q: 牛革とアラミド繊維どちらが自分に向きますか?
A: 用途次第です。薪割り・焚き火の薪くべ・BBQなど一般的な焚き火作業なら牛革製(グリップ力が高く経年変化も楽しめる)。ダッチオーブンの直持ち・薪ストーブ作業・高火力バーナーなど高温が想定されるならアラミド繊維配合(スノーピーク ファイヤーサイドグローブなど)。
Q: ショートとロングはどちらがいいですか?
A: 焚き火をメインにするならロング推奨。腕への火の粉を防ぐことができます。薪割り・細かい作業が多いならショートの方が手首の動きが自由で使いやすい。ワークマンはショート499円・ロング980円で試しやすいので、最初はショート→慣れたらロングという流れもあり。
Q: 焚き火グローブのお手入れ方法は?
A: 牛革製は水洗い不可。使用後は革専用ブラシで汚れを落とし、定期的にレザーオイルを薄く塗って保護。直射日光・高温の場所での保管はひび割れの原因になるので避けてください。スノーピーク ファイヤーサイドグローブはインナーが取り外せて洗濯機対応。素材によってお手入れ方法が違うので購入時に確認を。
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まとめ
焚き火グローブ、正直「なんでもいい」と思っていた時期が私にもありました。でも、ちゃんと選ぶと快適さと安全性が段違いです。
- 防寒テムレスは焚き火グローブではない(ただし冬キャンプの必需品として持つ価値あり)
- コスパ最強: ワークマン フィールドグローブ 499円〜
- バランス重視: キャプテンスタッグ ソフトレザーグローブ 約1,980円
- 長期使用・こだわり: グリップスワニー G-70 約3,850円
- 高温本格派: スノーピーク ファイヤーサイドグローブ 約8,448円
ランクルでキャンプに行くなら、荷物スペースに余裕もあるはず。焚き火グローブ1双と防寒テムレス1双、合わせて積んでおくのが冬キャンプの最強セットです。
参考になれば幸いです。
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