
「期間限定セール 23%OFF」——この表示を見て、あなたは本当に安くなったと思いますか?
私はずっとモヤっとしていました。プロジェクターの価格を調べるたび、どこかしらが必ず「セール中」なんです。年中セールなら、それはもう定価では? と思いませんか。
でも、それを確かめる方法がありませんでした。「先週いくらだったか」を誰も記録していないからです。価格比較サイトはその瞬間の値段しか出しませんし、レビュー記事は執筆時点の価格を書いたきり更新されません。
だったら自分で記録するしかない、という結論に至りました。この記事は、主要プロジェクターの価格を3つの売り場で並行して毎週記録し、そのまま並べるだけの記事です。
そして記録を始めた直後、いきなり答えが出ました。「23%OFF」と表示されていた機種は、そのセール価格でもなお、市場の最安値より25,140円高かったんです。
この記事で解決できる悩み
- プロジェクターの「セール」で本当に安くなるのか、実際の数字で知りたい
- 今が買い時なのか、10月・11月まで待つべきなのかを判断したい
- 公式ストア・Amazon・価格.comのどれが安いのか、機種ごとに知りたい
- 表示されている「◯%OFF」が、何と比べた割引なのかを確かめたい
【結論】「◯%OFF」は希望小売価格との差であって、相場との差ではありません

結論を3行で書きます。
- 2026年9月4日にXGIMIとAladdin Xが同時に公式セールを始めましたが、値下げ後の公式価格でも価格.comの最安値より高い機種がありました。XGIMI HORIZON 20 Proは公式が「23%OFF」で269,900円、同日の価格.com最安は244,760円(20店舗掲載)です
- その「23%OFF」の比較対象である349,900円は、実在するメーカー希望小売価格です。嘘ではありません。ただし当ブログの観測期間中、その価格で売っている店を一度も観測していません。割引率は相場との距離を教えてくれない、というのがこの記事の主張です
- 最上位機のXGIMI TITANは、どの売り場でもどのセールでも動きません。698,000円に対する今回のクーポンは0.43%でした
ただし「公式ストアで買うな」という話ではありません。むしろ差額をはっきり金額で出せたので、判断はしやすくなりました。後半で書きます。
この記録の作り方(先に手の内を明かします)
価格の記事は、方法を隠すと何とでも書けてしまいます。だから先に全部書きます。
| 系列 | 取得元 | 取得方法 | 頻度 |
|---|---|---|---|
| ① メーカー公式ストア | 各メーカー公式オンラインストア | 人が開いて取得(税込・セール価格と表示定価の両方) | 記事更新時 |
| ② Amazon | 商品ページ価格 | APIで機械取得。同一ASINを追い続ける | 毎週月曜の朝に自動 |
| ③ 価格.com最安 | 各製品ページ | 掲載店舗数とセットで取得 | 記事更新時 |
記録開始は2026年8月30日です。1観測日につき1ファイルのCSVで保存し、過去分は上書きしません。
なぜ3系列も取るのか。 1つでは「安くなった」を判定できないからです。
- 公式だけを見ていると、公式が下げた瞬間に「安くなった」と錯覚します。実際には他所がずっと前からその値段だったかもしれません
- Amazonだけを見ていると、公式限定の保証や返金条件という価格以外の差が消えます
- 価格.com最安だけを見ていると、その値段を出しているのが1店舗だけという状況を見落とします。だから掲載店舗数も一緒に記録しています
同一ASINを追い続けるのも意思です。 後継機やセット品に乗り換えると、価格が下がったのか商品が変わったのか分からなくなります。定点観測は「同じ点を見続ける」ことにしか意味がありません。
正直に書いておくと、この記録は2026年8月30日より前には遡れません。価格履歴を後から取得する手段が無いからです。今はまだ3観測日ぶんしかありません。
今週の3系列まとめ(2026年9月4日取得)
いきなり全部並べます。太字がその機種でいちばん安い売り場です。
| 機種 | 公式ストア | Amazon | 価格.com最安(掲載店舗数) |
|---|---|---|---|
| XGIMI TITAN | 698,000円 | 取得不可 | 588,060円(13店舗) |
| XGIMI HORIZON 20 Pro | 269,900円 | 269,900円 | 244,760円(20店舗) |
| XGIMI HORIZON 20 Max | 369,900円 | 369,900円 | 359,800円(18店舗) |
| XGIMI HORIZON 20 | 229,900円 | (未取得) | 227,601円(13店舗) |
| XGIMI Elfin Flip 4K | (未取得) | 149,799円 | 148,302円(11店舗) |
| Aladdin Marca Max | 299,800円 | 379,800円 | 299,800円(11店舗) |
| Anker Nebula X1 | 399,900円(単品) | 399,900円 | 269,900円(9店舗) |
| Anker Nebula Cosmos 4K SE | (未取得) | 139,800円 | 128,000円(14店舗) |
※ すべて税込・2026年9月4日取得。「取得不可」はAPIが価格を返さなかったもの、「(未取得)」はこの観測日に取っていないものです。推測で埋めることはしません。
全機種で価格.com最安が公式を下回るか同額でした。差が最大なのはAnker Nebula X1の130,000円です。
ただし最安値の店で買うのが常に正解とは限りません。それは後半で扱います。
決定的な突合|「23%OFF」の中身を開けてみる
ここがこの記事の核心です。XGIMI HORIZON 20 Proを1機種だけ取り出します。
| 日付 | 公式ストア | Amazon | 価格.com最安 |
|---|---|---|---|
| 8月30日 | (未取得) | 269,900円 | (未取得) |
| 8月31日 | (未取得) | 269,900円 | (未取得) |
| 9月2日 | 349,900円 | (未取得) | (未取得) |
| 9月4日 | 269,900円(23%OFFと表示) | 269,900円 | 244,760円 |
読み取れることが3つあります。
1. 公式ストアは確かに8万円下げました。 9月2日に349,900円だったものが9月4日に269,900円です。これは本物の値下げで、公式で買う人にとっては実際に得です。
2. しかし市場価格は動いていません。 Amazonは8月30日から3観測日連続で269,900円、変動率±0.0%です。公式セールで起きたのは「公式がAmazonに追いついた」ことであって、買える最安値が下がったことではありません。
3. そしてセール後の公式価格でも、価格.com最安より25,140円高いままです。 244,760円を出している店は20店舗あるので、1店舗だけの外れ値ではありません。
つまり「23%OFF」は、希望小売価格349,900円からの割引率です。 そして349,900円というのは価格.comにメーカー希望小売価格として登録されている実在の数字なので、表示自体は正確です。誤りではありません。
ただ、当ブログは349,900円で売っている店を一度も観測していません。相場は244,760〜269,900円のレンジにあります。だから「23%OFF」という表示から「相場より23%安い」を読み取ると、判断を誤ります。
同じことがHORIZON 20 Maxでも起きています。公式「18%OFF」の369,900円に対し、価格.com最安は359,800円(18店舗)でした。
Amazonスマイルセールでは、何が本当に動いたのか
公式セールばかり疑うのは不公平なので、Amazon側も検証します。実は8月30日と31日の観測は、Amazonスマイルセール(2026年8月28日9時〜9月3日23時59分)の期間中でした。偶然ですが、おかげでセール前後の比較ができます。
| 機種 | セール期間中(8月30・31日) | セール明け(9月4日) | 差 |
|---|---|---|---|
| Anker Nebula X1 | 279,900円 | 399,900円 | 120,000円 |
| Aladdin Marca Max | 299,800円 | 379,800円 | 80,000円 |
| Jackery 1000 New | 69,484円 | 119,800円 | 50,316円 |
| Aladdin X3 Laser 4K | 199,800円 | 249,800円 | 50,000円 |
| XGIMI HORIZON 20 Pro | 269,900円 | 269,900円 | 0円 |
| XGIMI HORIZON 20 Max | 369,900円 | 369,900円 | 0円 |
| XGIMI Elfin Flip 4K | 149,799円 | 149,799円 | 0円 |
| BLUETTI AORA 300 | 161,505円 | 161,505円 | 0円 |
| EcoFlow DELTA 3 Plus | 88,000円 | 88,000円 | 0円 |
くっきり割れました。
アンカーとアラジンとJackeryは、Amazonのセールで本当に下げていました。 Nebula X1の12万円は特に大きい。
そしてXGIMIは、Amazonのセール期間中に1円も動かしていません。 そのかわり、Amazonのセールが終わった翌日である9月4日から、自社の公式ストアでセールを始めました。アラジンも同じ日に公式セールを開始しています。
これが偶然かどうかは分かりませんし、断定もしません。ただ記録に残る事実として、Amazonの大型セール終了の翌日にメーカー公式セールが2社同時に立ち上がったことは書いておきます。買う側から見れば、8月末に買い逃しても9月頭に別の売り場で同水準に届いた、ということです。
メーカーによって「セールが来る場所」が違う。 これが3観測日でいちばんはっきりした発見でした。
例外|セール明けに下がったAnker Nebula Cosmos 4K SE
全機種が「セール明けに戻った」わけではありません。1機種だけ逆に動きました。
Anker Nebula Cosmos 4K SE:159,900円(8月30日・31日)→ 139,800円(9月4日)=12.6%下落
セール期間中より、セールが終わった後のほうが安い状態です。しかも同日の価格.com最安は128,000円(14店舗)で、Amazonよりさらに11,800円下です。
これがモデルチェンジ前の在庫調整なのか、恒常的な価格改定なのかは、あと数週間記録しないと分かりません。ここで理由を推測して書くのは簡単ですが、それはこの記事がやることではないので事実だけ置いておきます。次回の更新で追いかけます。
こういう「セールと無関係に起きる値下がり」を拾えるのが、週次で機械取得している唯一の利点だと思っています。人が気づいて記事にする頃には、たいてい終わっています。動きが速い機種なので、検討中の方はAmazonの現在価格と価格.com側の両方を見比べてから決めることをおすすめします。
発売直後の機種も動きません|XGIMI Elfin Flip 4K
もうひとつ、値動きがゼロだった機種があります。ただしTITANとは理由が違うはずです。
XGIMI Elfin Flip 4K:3観測日すべて149,799円(変動率±0.0%)
この機種は2026年8月20日発売なので、8月30日の記録開始時点でまだ発売から10日でした。価格.com最安は148,302円(11店舗掲載)で、Amazonとの差はわずか1,497円。売り場の間で価格差がほとんど生まれていません。
一方で価格.comの売れ筋ランキングでは3,738製品中13位と、発売2週間にしては強い立ち上がりを見せています。当ブログが追っている機種の中では最上位です。
売れているのに値引きされない——これは在庫が余っていない証拠で、発売直後の新製品としては自然な状態だと思います。裏を返せば、この機種を安く買いたいなら少なくとも年末までは待つ必要があるということでもあります。3観測日では判断できないので、ここも追いかけます。なお現時点の実売はAmazonの商品ページでも確認できますが、当ブログの記録どおりなら149,799円から動いていないはずです。ここが崩れたら、それは本物の値下がりの合図になります。
XGIMI TITANだけが、どこでも動かない
最上位機のXGIMI TITANは、この記録の中で完全に別枠でした。
- 公式ストア:698,000円(9月3日・9月4日とも同額。取り消し線つきの定価表示そのものが存在しない)
- 9月4日〜10日のキャンペーン対象ではあるものの、適用されるのは2,000円〜3,000円のクーポン
- 価格.com最安:588,060円(13店舗)
- Amazon:3観測日すべて取得不可
698,000円に対して3,000円のクーポンは0.43%です。他機種の18〜23%とは桁が違います。そして公式と価格.com最安の差は109,940円。クーポンはその差の2.7%しか埋めません。
高額機ほど値引き率が小さくなるという傾向が、初回の記録でもう出ています。TITANの中身がなぜその値段なのかはXGIMI TITANは誰のための機械か|58万円の中身を「部品・部屋・総額」で分解するで分解しているので、金額の妥当性を判断したい方はそちらをどうぞ。
じゃあ、いつ・どこで買えばいいのか
3観測日から言えることだけ書きます。断定はしません。まだ3回です。
1. 「◯%OFF」の数字そのものは判断材料になりません。 比較対象は希望小売価格であって相場ではないからです。見るべきは割引率ではなく、その機種の実売がいくらで推移してきたかです。
2. メーカーによって「セールが来る場所」が違います。 アンカーとアラジンはAmazonの大型セールで大きく動きました。XGIMIはAmazonでは動かず自社公式で動きます。狙っている機種のメーカーがどちらのタイプかで、張るべき売り場が変わります。
3. 最上位機は待っても下がらない可能性が高いです。 TITANは今のところ、どの売り場でもどのセールでも動いていません。
4. 10月のプライム感謝祭と11月のブラックフライデーが本番です。 8月末のスマイルセールでNebula X1が12万円動いた事実は、年末の大型セールで同等以上が起きうることを示しています。この記事はそこに向けて記録を積んでいる途中です。
5. 価格.com最安と公式の差額は、そのまま「保証と返品の値段」と読めます。 次の項で書きます。
25,140円をどう見るか|最安値で買わない理由があるとすれば
HORIZON 20 Proの場合、公式269,900円と価格.com最安244,760円の差は25,140円です。この差額で何が買えるのかを確認します。
XGIMI公式ストアの購入条件(2026年9月4日に公式ページで確認):
- 2年間の保証期間
- 使用の有無にかかわらず30日間の全額返金保証(返送時の送料は購入者負担)
- 送料無料・1〜3営業日以内に発送
プロジェクターで本当に怖いのは初期不良ではなく「部屋に合わなかった」です。投写距離が足りない、思ったより明るくない、置き場所が決まらない。これはスペック表を何時間眺めても確定しません。設置して初めて分かります。
30日全額返金は、その「合わなかった」を金銭で取り消せる仕組みです。25,140円を、返せる権利と2年保証の値段として見るかどうか。 ここが分岐点だと思います。
- 部屋の寸法を測って確信がある人 → 価格.com最安で問題ありません。25,140円は浮きます
- 本当に部屋に入るか最後まで不安な人 → 公式の30日返金は25,140円の価値があります
- どちらとも言えない人 → まず巻尺で投写距離を測ってください。それで大半は決まります
私はこの差額を「保険料」として妥当な範囲だと思っています。ただしそれは私の判断であって、正解ではありません。金額を出したので、あとはご自身で天秤にかけてください。
XGIMI公式ストア|今週のキャンペーン価格と保証条件を確認する
XGIMI公式ストアは2026年9月4日から10日までの期間限定キャンペーンを実施中です。同日時点の表示はHORIZON 20 Proが269,900円(希望小売価格349,900円)、HORIZON 20 Maxが369,900円(同450,900円)、HORIZON 20が229,900円(同289,900円)でした。公式ストアには2年間の保証期間と、使用の有無にかかわらず30日間の全額返金保証が付きます。価格は変動しますので必ず公式の現在価格をご確認ください。
✓ 公式ストア ✓ 価格・在庫・保証条件は公式でご確認ください
超短焦点が要る人はアラジン側を見てください
XGIMIのHORIZONシリーズは標準焦点なので、100インチを出すのに2.5m以上の投写距離が要ります。部屋の奥行きが取れないなら、そもそも土俵が違います。
その場合の選択肢が超短焦点機です。今回の記録でAladdin Marca Maxは、公式ストアと価格.com最安がどちらも299,800円で並びました(価格.com側は11店舗掲載)。この機種に限っては、公式で買っても最安値と同額ということになります。
しかも前述のとおり、299,800円という水準は8月末のAmazonでも同額でした。「今だけの特別価格」ではなく「ここ1週間の実勢価格」と理解するほうが正確です。裏を返せば、慌てて飛びつく必要も薄いということでもあります。
Marca Maxを98型テレビと比べたらどうなるかはAladdin Marca Maxは高いのか|98型テレビと比べて考えるに書きました。壁からの距離が取れない部屋でどう組むかはガレージをホームシアターにするが参考になると思います。
Aladdin X公式ストア|Marca Maxの現在価格を確認する
Aladdin Marca Maxは4K・2500 ANSIルーメンの超短焦点プロジェクターで、Dolby VisionとIMAX Enhancedに対応し、Harman Kardonのスピーカーを内蔵しています。壁際に置いて100インチ級を投写できるため、奥行きが取れない部屋でも成立します。公式ストアでは2026年9月4日から10日までの限定セールとして299,800円(表示定価379,800円)が示されていました。価格は変動しますので公式でご確認ください。
Aladdin X公式ストアでMarca Maxの価格を確認する
✓ 公式ストア ✓ 価格・在庫・保証条件は公式でご確認ください
この記録の限界(信用してほしいので先に書きます)
数字を出す記事ほど、限界を書かないと危ないと思っています。
1. まだ3観測日しかありません。 2026年8月30日・31日・9月4日だけです。ここから傾向を語るのは早すぎます。「XGIMIは値引きしないメーカーだ」と結論するには、最低でも数ヶ月要ります。
2. Amazon側はAPIが返した値をそのまま記録しています。 ポイント還元、クーポン、マーケットプレイス出品者の違いは反映していません。実際に支払う額とはズレる場合があります。
3. 同一機種に複数の型番ページが存在します。 Aladdin Marca MaxにはWM03BとWM03B01があり、2026年9月4日時点ではどちらも最安299,800円でしたが、掲載店舗数は3店舗と11店舗で、流通の主力はWM03B01側と読めます。XGIMI HORIZON 20 Maxにも本体ページ(359,800円・18店舗)と「Standard Kit」ページ(369,900円・1店舗)があり、公式ストアが販売しているのはStandard Kit構成です。同じ名前でも中身が違う場合があるので、購入前に型番と同梱物を確認してください。
4. Anker Nebula X1はセット構成で価格が変わります。 公式ストアではプロジェクター+スピーカーセットが449,900円、プロジェクター単品が399,900円です(2026年9月4日時点)。価格.com最安269,900円がどの構成かによって解釈が変わるため、この機種の比較は参考値として扱ってください。
5. XGIMI TITANはAmazon側を3回とも取得できていません。 この機種だけは公式ストアと価格.comの2系列で追っています。
6. 価格.comの最安は日中も変動します。 掲載店舗数を併記しているのは、その値段が1店舗だけの特殊な条件でないかを読者が自分で判断できるようにするためです。
7. セール価格は予告なく変わります。 この記事のすべての数字には取得日を書いてありますが、あなたが読んでいる時点の価格とは違う可能性があります。必ずリンク先の現在価格を確認してから判断してください。
8. 本体価格しか追っていません。 スクリーン・設置工事・電気代・テレビの処分費は、この記録の対象外です。100インチを手に入れて10年使うまでの総額で比べたい場合は、100インチはテレビとプロジェクターどちらが安いかを総額で計算する記事のシミュレーターに、ここで見た実売価格を入れてください。この記録を更新するたび、あちらの計算結果も変わります。
更新について
この記事は毎週更新します。Amazon側の価格は毎週月曜の朝に自動取得されてCSVに蓄積される仕組みが既に動いており、公式ストアと価格.comは記事更新時に手で取ります。
「毎週更新します」と書く以上、止まったら嘘になるので、仕組みのほうを先に作りました。自動取得が止まった場合は監視側で検知されるようにしてあります。
観測日が増えるほどこの記事は使えるようになります。10月のプライム感謝祭と11月のブラックフライデーの前後が本番です。そのときには「去年の同じ時期はいくらだったか」ではなく「先月・先週いくらだったか」を実測で出せます。
FAQ
Q. 「23%OFF」は嘘なんですか?
嘘ではありません。比較対象の349,900円は価格.comにも登録されている実在のメーカー希望小売価格です。公式ストアが実際にそこから8万円下げたのも事実です。ただ当ブログの観測期間中、349,900円で売っている店は一度も見ていません。相場は244,760〜269,900円のレンジです。だから「23%OFF」を「相場より23%安い」と読むと判断を誤ります、という話です。
Q. 結局いちばん安いのはどこですか?
2026年9月4日時点では、全機種で価格.com最安が公式ストア以下でした。ただしAladdin Marca Maxは公式と最安が同額です。そして最安値の店には公式ストアのような30日全額返金保証が付かないので、安さだけで決めない方がいい場面もあります。
Q. 10月のプライム感謝祭まで待つべきですか?
狙っている機種のメーカーによります。アンカーとアラジンはAmazonの大型セールで実際に大きく動いたので、その2社なら待つ価値があります。XGIMIはAmazonでは動かず公式で動いたので、待つ場所が違います。TITANのような最上位機は待っても動かない可能性を見ておいたほうがいいと思います。
Q. なぜ掲載店舗数まで載せているんですか?
最安値が1店舗だけの特殊な出品なのか、20店舗が競っている相場なのかで、その数字の意味がまったく違うからです。HORIZON 20 Proの244,760円は20店舗掲載なので相場と見てよいと思いますが、1店舗しか無い価格は在庫限りの可能性があります。
Q. なぜポータブル電源も一緒に記録しているんですか?
プロジェクターだけを見ていると、値動きが業界全体の話なのかプロジェクター特有の話なのか分かりません。実際、Jackery 1000 Newがスマイルセールで5万円動いた一方、BLUETTIとEcoFlowは3観測日とも1円も動きませんでした。同じカテゴリでもメーカーごとに値動きの性格が違うという補助線になります。
Q. 過去の価格は分からないんですか?
分かりません。価格履歴を後から取得する手段が無いので、2026年8月30日より前は空白です。これが定点観測の弱点であり、同時に「早く始めた分だけ資産になる」理由でもあります。
まとめ|割引率ではなく、実売の履歴を見てください

3観測日ぶんの記録から言えることをまとめます。
- 「◯%OFF」は希望小売価格との差であって、相場との差ではありません。XGIMI HORIZON 20 Proは公式が「23%OFF」の269,900円でしたが、同日の価格.com最安は244,760円(20店舗)で、なお25,140円の開きがありました
- XGIMIの公式セールで動いたのは公式の表示価格だけでした。Amazonは8月30日から3観測日連続で269,900円、変動率±0.0%です
- 本当に価格が動いたのはAnker Nebula X1(12万円)、Aladdin Marca Max(8万円)、Jackery 1000 New(5万円)で、いずれもAmazonスマイルセール期間中でした。XGIMIはこの期間、1円も動いていません
- メーカーによって「セールが来る場所」が違います。Amazonで動くメーカーと、自社公式で動くメーカーがあります
- XGIMI TITANはどこでも動きません。698,000円に対するクーポンは0.43%、公式と価格.com最安の差109,940円の2.7%しか埋めません
- Aladdin Marca Maxは公式と価格.com最安が同額(299,800円)でした。この機種は公式で買っても損をしません
セールという言葉に反応して急ぐ前に、その機種が先週いくらだったかを確認する。それだけで判断はかなり変わります。この記事はそのための道具として置いておきます。
来週も同じ表を更新します。参考になれば幸いです。
今週の記録に出てきた機種の、いまの価格を公式ストアで確認する
この記事の表は2026年9月4日に取得した数字です。価格は週単位で動くので、実際に検討する段階になったら公式ストアで現在の価格・在庫・保証条件をご確認ください。XGIMI公式ストアはHORIZON 20シリーズとTITAN、Aladdin X公式ストアはMarcaとMarca Maxを扱っています。
✓ 各社公式ストア ✓ 価格・保証条件は公式でご確認ください
