フロム・ザ・バレル(ニッカウイスキー)とは
公式テイスティングノート
個人的にはこのボトルがシンプルでオシャレであることに一目惚れ。
公式HPを拝見すると、このボトルにもこだわりがかなりある模様です
ボトルデザインのコンセプト
個性的な四角いボトルデザインの開発は、グラフィックデザイナーの佐藤 卓氏。
氏の著書「クジラは潮を吹いていた。」では
「強くて濃いウイスキーが、どのようなボトルであるべきか。私は「小さな塊」にしたいと思った。濃いものは少ない量のほうが美味しそうである。・・(中略)・・味の濃いものは少ない量。つまり、小さな塊という隠喩に則ってこのような首の短い四角いボトルをデザインした。四角いボトルは同量の円柱ボトルとくらべ、正面から見て小さくなる。」と語られています。
『フロム・ザ・バレル』は、重厚な味わいとコクが詰まったウイスキーの「小さな塊」。1985年以来のボトルデザインは、時代を超えて輝き続けています。
個性の違うウイスキーは結婚したかのように深く馴染み合い、調和の取れた美味しさが生まれます。
再貯蔵された多くのウイスキーは、瓶詰め前に割り水によってアルコール分・40~45%程度に調整されますが、『フロム・ザ・バレル』は、割り水を最小限に留め、アルコール分「51%」に設定。骨太な飲みごたえとともに、再貯蔵(マリッジ)で生まれた濃厚にして繊細な香りと味わいのハーモニーをお届けしています。
私自身ニッカ党ではなかったので、あまり今まで経験してきませんでしたが
このタイミングで定価の『フロム・ザ・バレル』に出会えた奇跡。躊躇なくお持ち帰りしました。
フロム・ザ・バレル(ニッカウイスキー)を飲んでみた感想
フロム・ザ・バレル(ニッカウイスキー) ストレート
まずはストレートで頂きます。
その名の通り、樽出しでアルコール度数が51.4度となっています。
香りは非常に豊かで芳醇、樽感も強く感じますがフルーティな香り。
スモーキー感もありますが、甘い香りが特徴的です。
やはり、アルコール度数が高めということもあり、一口目はインパクトがあります。
二口目以降、ゆっくりと味わってみるとアルコール度数51.4土にしては非常に柔らかく飲みやすいです。
マイルドですが、インパクトは有り濃厚。フルーティな甘さもあるが遠くにスモーキーさも感じます。
飲むに連れて、虜になってしまうウィスキーです。
止まらない、、、ということが注意しなければ行けない点かもしれません。
フロム・ザ・バレル(ニッカウイスキー) ロック
続いてはロックで試します。
ストレートとは一変、香りはだいぶ控えめになりました。
フルーティな香りは残りつつも、スモーキーさはあまり感じられません。
一口くちにすると、アルコール度数が氷によって下がったからか、ストレートを味わった後にロックに行ったからなのか・・・若干ボヤける感じがしました。
とはいえ、味わいはフルーティ、アルコールが下がったことにでより飲みやすくなっています。
香りのスモーキーさは控えめになりましたが、味わいは遠くにスモーキー、ビターさを感じ取れます。
次回は、ストレートからのロックでななく、ロックから初めて見たいと思いました。
とは言え、どちらかというとストレートの方が『フロム・ザ・バレル』の良さを味わえると感じました。
まとめ・感想
酒屋を周りにまわった結果、出会えた『フロム・ザ・バレル』。
出会えた感動も相まってか、とてもお気に入りの味でした。
アルコール度数が高めであることで、香りも味もインパクトが有り、ウイスキー好きを満足させる一品と思いました。
個人的にはこの無骨なボトルが非常にお気に入り。
デザイナーの佐藤 卓氏は強くて濃いウィスキーを表現するのに小さい塊にしたという思いからこのボトルを選んだとのこと。まさに、私はその虜になりました。
シンプルなボトルに力強い香りと味わい。
ぜひお試しください。
しかし、、、アルコール度数強いので飲み過ぎ注意です。