
この記事で解決できる悩み
- Smart Band 10はSmart Band 9から「何が変わったか」を短時間で把握したい
- ジム・ラン・睡眠計測メインだと、買い替える価値があるか判断したい
- Amazonで買う前に、メリットだけでなく注意点(できないこと/設定で変わること)も知りたい
結論
ログは取れてるのに、「結局なにが良くなった?」ってモヤっとしませんか?
夜のランやジム終わり、汗だくの手首で画面が見えにくい瞬間があります。
この記事は「ガジェット×健康ログ」目線で、買い替えの判断基準を整理します。
- Smart Band 10の分かりやすい進化は、画面が大きく・明るくなった点(1.72インチ/最大1500nits)。
- 「睡眠を整えたい」「泳ぎも記録したい」人は、睡眠ガイダンスやスイム関連の強化が刺さる可能性があります。
- ただし、計測を盛るほどバッテリーは短くなりやすいので、設定の運用が重要です。

Xiaomi Smart Band 10の概要
仕様
| 項目 | Xiaomi Smart Band 10 |
|---|---|
| 発売日(日本) | 2025年6月27日 |
| 市場想定価格(日本) | Standard 6,280円 / Ceramic 8,680円 |
| ディスプレイ | 1.72インチ AMOLED / 212×520 / HBM 1500nits |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| バッテリー | 233mAh / 充電約1時間 / 標準21日・AOD9日・高負荷8日 |
| 防水 | 5ATM |
| 通信 | Bluetooth 5.4 |
| 重量(本体のみ) | 15.95g(Standard)/ 23.05g(Ceramic) |
| 対応OS/アプリ | Android 8.0 または iOS 12.0以降 / Mi Fitness |

特徴
- 画面占有率が66%→73%へ(見やすさに寄与しそう)
- 水泳モード強化(新アルゴリズムやラップ精度向上などが説明されている)
- 睡眠ガイダンスを押し出し(睡眠効率など追加要素の説明がある)
- 心拍数ブロードキャスト、ランニングコースなど運動向け機能も用意
ここが良い(メリット)
- 大画面×高輝度で“運動中のチラ見”がラクになりそう
ラン中・屋外でも表示が追いやすい方向のアップデートです。 - 標準21日バッテリーで、充電ストレスを減らせる設計
「毎日充電」を避けたい人には相性が良さそうです。 - 睡眠が“見える化”から“整える提案”へ寄った
データを眺めて終わりがちな人ほど、次の一歩に繋げやすい可能性があります。 - 泳ぐ人には、強化点がはっきりしている
水中リアルタイム心拍やラップ計測など、練習の管理に寄せられます。 - アクセサリーで“ガジェット感”を遊べる
バンドやペンダントなど、日常への馴染ませ方の選択肢が多めです。


ここは注意(デメリット)
- 高精度計測を盛るほど、バッテリーは短くなりやすい
高負荷モードは8日表記。ガチ運用だと「毎週充電」くらいが現実的になりそうです。- 回避策:AODや終日SpO₂などは、必要な期間だけON(睡眠改善期だけ、など)
- GPS/GNSSの記載が仕様に見当たらない(要確認)
ルート記録をバンド単体で完結したい人は、スマホ併用が前提になる可能性があります。- 回避策:ランはスマホGPS+バンドで心拍・目標ペース補助の役割分担にする
- 計測は医療目的ではない(参考値)
体調管理のヒントにはなる一方、診断用途には向きません。
Xiaomi Smart Band 10と9の比較
Smart Band 10 vs Smart Band 9(比較表)
| 比較軸 | Smart Band 10 | Smart Band 9 |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 1.72インチ | 1.62インチ |
| 最大輝度 | 1500nits | 1200nits |
| 解像度 | 212×520 | 192×490 |
| 標準バッテリー | 21日 | 21日 |
| 高負荷モード | 8日 | 6.6日 |
| 水泳まわり | 強化の説明あり | 大きな強化が10ほど明記されにくい |
| GPS(単体ルート記録) | 記載なし(要確認) | 記載なし(要確認) |
| 買い替え優先度(目安) | 画面/睡眠/スイム重視なら上がりやすい | 不満がなければ続投でOK |


こう見るとやはりSmart Band 10の画面サイズが大きくなったのがわかりますね。
それぞれおすすめな人
- Smart Band 10がおすすめ
- 画面の見やすさを優先したい(屋外ラン・ジム・通知チェック多め)
- 睡眠を“改善”まで回したい(データを眺めて終わりたくない)
- 泳ぎの記録も重視したい
- Smart Band 9がおすすめ
- すでに9で困っていない(睡眠/心拍/通知で満足)
- 価格重視で「必要十分」を取りにいきたい
- 1.62インチのサイズ感がちょうどいい

デメリット面の比較
- Smart Band 10:魅力が“分かりやすいぶん”、今の運用で困っていない人には過剰になりやすい
- Smart Band 9:大きな不満がなければ堅実。ただ「見やすさ」の伸びしろは10に譲る
結局どれを選ぶべきか
迷いの核心は、だいたいこの2つです。
- 画面の見やすさに不満があるか(運動中のチラ見ストレスがあるか)
- 睡眠を“改善”まで回したいか(ログを見るだけで終わっているか)
ここが刺さるならSmart Band 10が自然です。
刺さらないなら、Smart Band 9を続投して“ログ習慣を守る”ほうが後悔しにくいと思います。
条件別おすすめ
- 屋外ラン多め・日中も通知を見る → Smart Band 10
- 睡眠の改善に本腰を入れたい → Smart Band 10
- 価格優先・Smart Band 9で満足 → Smart Band 9
- 迷う(差額が気になる) → Amazonの価格差と低評価レビューを先に見る(これが一番安全)
ここまで読んで「Smart Band 10が良さそうだけど、価格差で迷う…」となる人が多いと思います。
まずはAmazonで価格・レビュー確認だけして、差額に納得できるかで決めるのが安全です。
AmazonでXiaomi Smart Band 10の価格・レビュー確認
→ 低評価レビューを先に読んでおくと、買ってからのズレが減ります。
AmazonでXiaomi Smart Band 9の価格・レビュー確認
→ 「今のままで十分」なら、9を選ぶのも立派な正解です。
どんな人におすすめ?/おすすめしない?
おすすめな人
- ジムやランで、手元の視認性を上げたい人(大画面・高輝度が効きやすい)
- 睡眠計測をしているけど、改善アクションまで繋がっていない人
- 水泳もやる/トライアスロン寄りで、スイム記録も取りたい人
おすすめしない人
- すでにSmart Band 9で満足していて、見やすさに不満がない人
- バンド単体でGPSルートを完結したい人(仕様上は要確認)
- 「通知・歩数・睡眠をざっくり」で十分な人(上位要素が不要なら9でもOK)
使い方・活用シーン例
- 夜ラン(公園/河川敷)
走りながら“ペースのズレ”を見て、無理しすぎを防ぐ。目標ペースとの差を表示する系の使い方が合います。 - ジム(筋トレ→有酸素)
セット間は通知を最小限にして集中。終わったら心拍や運動時間だけ回収、が続きやすいです。 - 睡眠(平日ルーティン)
まずは1〜2週間、データを貯めて傾向を見る。そこからガイダンスに沿って調整するのが現実的。 - スイミング(プール)
水中リアルタイム心拍の説明があるので、練習強度の管理に寄せられそうです。

よくある質問(FAQ)
- Q. Smart Band 10のバッテリーは本当に21日持つ?
- A. 標準21日表記ですが、AODや高精度計測をONにすると短くなりやすいです(高負荷8日表記)。
- Q. 充電はどれくらい?
- A. 約1時間の記載があります(磁気充電)。
- Q. 防水は?プールで使える?
- A. 5ATMで、浅い水域の水泳は想定されています。温水シャワー/サウナ/ダイビングは非推奨です。
- Q. iPhoneでも使える?
- A. iOS 12.0以降に対応、アプリはMi Fitnessです。
- Q. Smart Band 9からの買い替え、いちばんの理由は?
- A. いちばん分かりやすいのは「画面(サイズ・輝度)」です。運動中の見やすさに不満があるなら判断が早いです。
まとめ
Smart Band 10は、派手な別物というより「毎日見る部分」を丁寧に底上げしたタイプだと思います。
大画面と明るさは、ランやジムでの“チラ見ストレス”を減らす方向の進化です。
睡眠も、数字を眺めるだけじゃなく「整える方向」へ寄っています。
一方で、設定を盛れば電池は短くなりやすいので、まずは標準運用から始めるのが現実的です。
購入前って、「結局、自分の生活で使う?」がいちばん不安ですよね。
迷いが残るなら、価格差と低評価レビューを先に見てから決める。
その順番が、いちばん後悔しにくいと思います。
ご参考になれば幸いです。

